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大槌学園に木製品を寄贈

 釜石地方森林組合では農林中央金庫と連携し、釜石大槌地域に地元産材の木製品を贈る活動を2013年から行っており、今年度の第1弾として、大槌町立大槌学園に木製のテーブルとベンチのセットを寄贈、9月20日に寄贈式を行いました。

 この取り組みは、復興の拠点となる施設や、地域の農林水産業や観光の振興に取り組む団体に木製品を贈るもので、今回は大槌町の復興のシンボルとして完成した大槌学園の木造校舎で児童生徒のみなさんに使っていただく製品をつくりました。

(実際は階段の真下ではなく、横のスペースに設置します)

 

 式典には、平野公三町長や伊藤正治教育長、農林中央金庫仙台支店の長井信介副支店長のほか、大槌学園9年生(中学3年生にあたります)の永井雄大さん、河合夏海さんも参加してくれました!

 当組合の佐々木光一代表理事組合長は「大槌学園のみなさんは5年間、仮設校舎での生活を送ってきましたが、新校舎は町産材を活用したまれに見る校舎。復活した大槌町のシンボルに、ひょうたん島をモチーフにしたテーブルと椅子を贈ります」、農林中金の長井副支店長からは「木製品を通じて復興を後押ししたい」と挨拶しました。

 

 平野町長は「木育を取り入れ、大槌の豊かな自然、そして自然と人とのかかわりを考える校舎を目指しており、このテーブルも児童生徒の多くが触れる場所に置き、町産材の学習にも役立てたい」と話してくださいました。永井さんは「支援に感謝しながら、感謝の気持ちを伝えられるよう、この校舎でがんばりたい」、河合さんは「このような校舎で生活するのが楽しみです」と、初めて入ったという木造校舎に興奮を隠しきれない様子でした。

 

 伊藤教育長によると、大槌学園は震災のあった2011年9月22日から仮設校舎で授業をしていたとのことで、ちょうど5年がたちます。新校舎は同町内で伐採したスギ、カラマツを中心に分厚い集成材がたくさん使われているほか、階段や壁の腰板など子どもたちが直接触れるところにも木材がいっぱいの校舎です。

伐採にご協力させていただいた当組合としてもすてきな校舎が完成してうれしい限りです!

 

 贈呈したテーブルセット(2セット)は、大槌町産のスギの集成材を使っていて、同町のシンボルの「ひょうたん島」(蓬莱島)をモチーフに、釜石を拠点に災害公営住宅や公共施設などの設計をしている宮崎達也さん(宮崎建築事務所)が手がけました。宮崎さんによると「子どもたちがけがをしにくく、やわらかい見た目になるように、角を全て丸く面取りして曲線的な造形にした」とのこと。 厚い集成材を使うことで耐久性にも配慮されています。製作は遠野市のノッチアートさんが手がけました。側面の円が太平洋から昇ってくる太陽を思わせて、かわいらしく大槌らしいテーブルとベンチです。

 

 次年度も、農林中金さんのご協力を得て、釜石大槌地域への木製品寄贈を継続する予定ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。(一次産業振興への貢献など、贈呈には基準があるため、希望されるすべての団体へは寄贈できませんので、ご了承ください)
●問い合わせ 釜石地方森林組合(0193・28・4244) 担当:高橋、手塚

釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期Bコース>を実施しました(後編)

先日、釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期Bコース>前半をご報告しましたが、つづいて後半の4日目、5日目です。

 

●4日目「間伐現場見学/間伐のための調査実習」

 午前中は内田先生から「森の診断と施業(育林)技術 〜調査から間伐まで」と題してレクチャー。冒頭で、間伐などの手入れが行き届かなかったために災害を引き起こしてしまった事例がいくつか紹介されました。そういった事例を踏まえて、経済性だけではない森林の多面的機能を学習。やみくもに作業を行うのではなく「目標林型」を定めた上で、40年後50年後にどのような山林をつくっていきたいかをイメージして間伐などの計画を立てるのが大事だというお話をしていただきました。続いて、具体的に山で立木を調査する方法や道具について学びました。締めくくりの「美しい森をつくろう」というお話が印象的でした。

 

 午後は、当組合が間伐を行っている現場へ。(写真では、チェーンソーマンが見えませんが、左奥で伐倒しています)

チェーンソーで伐った木を重機(フェラバンチャーとハーベスタ)で集材・造材する様子を見学しました。

コチラからその様子の動画が見られます

⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Ysv0tGfQGmc

 

 続いては、2グループに分かれて、それぞれ10メートル四方の中の立木を調査し、間伐を行う想定で対象となる木を選ぶ「選木」という作業の実習を行いました。

初日のグループワークの成果か、両グループともチームワークを発揮して作業ができました。

調査結果をもとに、選んだ木を各グループから発表。内田先生と参事からコメントをしました。単に木の間隔や成長から判断するのではなく、地形なども見ながら判断しなくてはいけないというアドバイスでした。唯一の正解はないだけに、総合的な判断が必要ですね。

 

●5日目「林業先進地・欧州の林業 /振り返り」

 4日間の実習を踏まえて、まずは内田先生から林業先進地と言われるヨーロッパ、中でも、ご自身が最近視察に行かれたドイツ、オーストリア、スウェーデンを中心にお話いただきました。単に林業用の機械の違いなどにとどまらない、風土や教育、国民の森林や林業への意識などについても言及した講義でした。

 その後は、全員で5日間の振り返りを行いました。

この写真では分かりにくいですが、初日と同じく、この紙には人の形が書いてあります。その中に現在の自分、外側に自分の目指す姿を書く、というものです。初日も同じ内容を行いましたが、皆さん、仕事に取り組む姿勢や意識がより明確になったようでした。なかにはプライベートの目標を書く方も……。5日間同じ釜の飯を食った同志ということで、本音で語り合えたようでした。

いよいよ10月8日からは<短期集中Bコース>が始まります。こちらは学生を中心に東京や盛岡から男女7名が参加する予定です。

【締め切り延長 19日まで!】釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期Bコース>

 10月8日〜12日に行う<短期集中Bコース>の受講生募集ですが、キャンセル発生に伴い、追加で2名募集することにしました!

 

<短期Aコース>の参加者からは「林業の基本を知ることができた」といったスクールの感想のほか「釜石の農山村の暮らしを体験しながらの合宿が楽しかった」とのコメントもいただきました。

 

カリキュラムなどの詳細は、釜石地方森林組合サイト内の「釜石大槌バークレイズ林業スクール」のページをご覧の上、必要事項を記載し、サイトからお申込ください。

http://kamamorikumi.jp/education/curriculum.html

 

・このスクールは英国の金融機関バークレイズグループのご支援で、受講料は無料で実施しております。参加者の釜石までの交通費や宿泊費は自己負担となりますので、ご了承ください。

・宿泊先は、釜石市内の施設を主催者で手配しております。宿泊費は3500円程度です。

釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期集中Aコース>を実施しました(前半)

 これまで何度となくご紹介してきた釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期集中Aコース>。

終了しひと段落したころに台風10号が襲来したため、ご報告が大変遅れてしまいました。

 

●1日目 <講義とグループワーク>

午前中は、

・「釜石大槌バークレイズ林業スクール」校長で、釜石地方森林組合参事の高橋から、当組合の東日本大震災後の取り組みや、震災前からの集約化施業、間伐の意味などについて説明

・スクール顧問で「森と木の技術と文化研究所」の内田健一さんから、日本の林業の現状、課題についてを解説

午後は、

・都留文科大の高田研教授によるコミュニケーションとリーダーシップを体感するグループワークを実施

受講生の宿舎は、市内橋野地区の古民家をリノベーションした施設です。

(こちらは台風10号での被害はなく、集落の復旧作業のボランティアの拠点になりました)

初日ということで、地元の料理を体験し、受講生と当組合の職員とで顔合わせを兼ねて交流しました。

 

●2日目 <林業現場の作業の安全/刃物、チェーンソーの扱い>

いよいよ林業スクールの本番。林業で労働災害が多いとされている要因や背景、現場で身体に負担の少ない歩き方などを内田先生が説明。作業の基本である刃物についても時間をかけて学習。刃物を知ることは、チェーンソーや伐倒を行う重機の基本を知ることでもあります。もちろん、刃物の構造を知ることで初めて、研ぎ方も分かります。奥深い刃物の世界。

(鉈の研ぎ方を解説)

刃物を実際に使ってみた後で、チェーンソーの目立て(刃を研ぐ)の仕方などを習い、チェーンソーで丸太を伐ってみました。

 

●3日目 <測量実習>

 間伐をするにあたってまずやるべきことといえば、測量です(間伐にかぎったことではありませんが)。3日目は、4グループに分かれて測量を行いました。当初、事務所横の河川敷の藪で行う予定でしたが、前の週の雨で冠水したため、事務所の貯木場を測ることに。

コンパスの使い方を習ったらいざ実践。あらかじめ定めた12個のポイントの間の距離や高さの違いなどを各グループで測りました。

 午後はその結果をもとにパソコンで入力。同じポイントを測りましたが若干の差が……。結果について、内田先生や高橋参事から注意点などをお話しました。

 

 

台風10号被害に伴い橋野地区での伐採作業を開始します

 台風10号による岩手県内の甚大な被害については日々、報道されているところです。

当組合でも、釜石市内でもっとも大きな被害のあった橋野地区の県道崩落現場復旧作業の一環で、明日9月6日より、重機などを使った伐採作業に入ります。

この現場では、1車線分がえぐられており、一般車両は現在、通行できません。

 

本日は、作業打ち合わせのため、当組合参事が現地に赴き、現場を担当している建設会社さんの現場監督の方と打ち合わせをしました。

この奥には、橋野地区の一番奥・青ノ木の集落があり、昨年世界遺産になった「橋野鉄鉱山高炉跡」もあります。青ノ木の方の一部は、今日の午前中に、15キロほど下にある仮設住宅(津波で被災した方が入居している仮設)に一時的に避難し、不便な生活を送っています。

 

道路復旧作業のため、道路の山側の木を一部、伐採します。

重機通行の際には、ご迷惑をおかけいたしますが、一日も早い復旧のため、ご協力をお願い致します。

釜石杉 国体キーホルダー発売!

 台風10号の被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、当組合事務所の被害についてご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。9月1日からはほぼ通常に近い形で業務を再開しております。

 

 釜石地方森林組合は、釜石市も会場となっている「希望郷いわて国体」の開催を記念して、釜石の主要な木材であるスギを活用したキーホルダーを9月1日に発売しました。これまで釜石地方森林組合が発売してきた一合枡、「虎舞ラガーキーホルダー」と同じく、売上の一部は、東日本大震災で被災した組合員さんの支援(苗木購入費)に当てる商品です。

実は台風で事務所が浸水した際、事務所内にありましたが、機転を利かせた職員が、商品を避難させたため、難を逃れることがきました。

 

●名称         「釜石杉 希望郷いわて国体キーホルダー」(3種類)

●種類・価格等    価格=600円(税込/3種類共通)

 

<表面>

左下から時計回りに

・ラグビー

・トライアスロン

・オープンウォータースイミング

<裏面>

右下 =3種類共通

 

大きさ =直径48ミリ 厚さ8ミリ

※大きさは紐を除いた木材部分。やすりの仕上げ等によって若干のサイズの違いがあります

※紐はフェイクレザーを使用しています

 

●発売日         平成28年9月1日(木)

              

●販売場所       ヽ石地方森林組合事務所

                               (釜石市片岸町1−1−1)                                   

               ※販売時間 月曜日〜土曜日 午前9時〜午後5時

               ◆屬まいし特産店」(シープラザ釜石内)

               市内の競技会場内出展ブース(釜石振興開発出展)

               

●製品開発の背景

 釜石地方森林組合が所管する釜石市・大槌町のメインの材はスギであるが、スギは日本全国どこででも生産され、おもに建築用材として流通しているため、消費者に向けて差別化するのが難しいという現状があります。一方で、釜石地方森林組合は東日本大震災後、全国からのボランティアの方々の木製避難路づくり(釜石市鵜住居地区)や植樹などの受入れを行ってきた経緯があり、ボランティアからの「何か記念の木製品を」との声に応えて、2015年5月から一合枡、2016年4月からは「虎舞ラガーキーホルダー」を販売、森林体験に来た企業のみなさんなどにご購入いただいています。

今回も釜石地方森林組合が搬出した間伐材(スギ)を使い、地域の障がいを持つ方々の仕事づくりにも役立ちたいとの狙いから、レーザー加工機での加工は、NPO法人「かだっぺし」にお願いしています。

 

 

 

 

釜石地方森林組合の台風10号被害状況について お詫びと御礼

【台風関連ご報告と御礼】
この度の台風10号で犠牲になった方々にお悔やみ申し上げるとともに、被害を受けた釜石大槌地域内外のみなさまにお見舞い申し上げます。

当組合へご心配の電話や差し入れをお持ちくださった組合員さんや取引先の皆さま、お電話やメールを頂きましたバークレイズグループさん、千代田化工さん始めご支援いただいている企業の皆さま、本当にありがとうございます。

 

●当組合事務所について
当組合の状況ですが、8月30日の台風10号の突風で当組合事務所2階の屋根が飛ばされる被害が発生しました。
幸いにも、当時事務所にいた職員も全員無事でした。本来、事務所で組合員さんなどからのお問い合わせに対応すべきところでしたが、午後5時すぎに事務所横を流れる鵜住居川の水位が上がり、危険と判断したことから、全員避難致しました。

翌31日、朝8時前から職員で復旧作業に取り組み、ひとまず1階の事務所部分に入った雨水を排出し、電話などの機能を回復させました。会議室、セミナールームとして利用している2階については、屋根などが完全に復旧するには1か月ほどかかる見込みとのことです。

 

●「森の貯金箱プロジェクト」について
当組合事務所が、被災された方向けの住宅再建プロジェクト「森の貯金箱」の構法を用いていることから、お施主様やこの構法をご検討いただいている方に、ご心配をおかけし、申し訳ありません。現在、プロジェクトにかかわる設計・施工関係者が原因を調査確認しております。お施主様には30日、プロジェクトを構成する企業からお電話を差し上げた上、翌日お伺いして、住宅と組合事務所の構造的な違い(今回の被害は大規模構造物特有の原因が大きいとみられること)などをご説明させていただきました。

 

●視察・森林体験等の受入れ、林業スクールについて
上記の状況をもとに、現在、ご予約をいただいている視察・体験の受入れは予定通り、対応させていただきます。時期によっては工事が入るため若干ご不便をおかけするかもしれませんが、ご理解いただきたくお願いいたします。
また10月実施にむけ受講生を募集している「釜石大槌バークレイズ林業スクール」予定通り実施致します。

 

9月1日からは所内ではパソコンなどの復旧に取り組むのと並行して、管内の震災復興に関係する伐採や間伐を再開しております。要請があれば台風被害の処理も行っていきます。

 

引き続き、応援よろしくお願いいたします!

林業スクール<短期集中Bコース>締め切り迫る! 〜9月9日まで!

 現在、第2期を実施している「釜石大槌バークレイズ林業スクール」。8月19日〜23日には合宿形式で行う<短期集中Aコース>が無事終了しました。(後日、レポートもこのブログに掲載します)

そして、現在、10月8日〜12日に行う<短期集中Bコース>の受講生を募集しています!

定員を超えた場合は、作文の内容などをもとに、受講いただく方を選ばせていただきますので、ご了承ください。

また、電話等で参加の意向を伝えていただいたまま、作文をお送りいただいていない方についても、作文提出をお願いします。

締め切りは9月9日となっております。

 

<短期Aコース>の参加者からは「林業の基本を知ることができた」といったスクールの感想のほか「釜石の農山村の暮らしを体験しながらの合宿が楽しかった」とのコメントもいただきました。

 

カリキュラムなどの詳細は、釜石地方森林組合サイト内の「釜石大槌バークレイズ林業スクール」のページをご覧ください。

http://kamamorikumi.jp/education/curriculum.html

・このスクールは英国の金融機関バークレイズグループのご支援で、受講料は無料で実施しております。参加者の釜石までの交通費や宿泊費は自己負担となりますので、ご了承ください。

・宿泊先は、釜石市内の施設を主催者で手配しております。宿泊費は3000円程度です。

金町学園さんの受入れを行いました

 最近、「箸づくり」の道具づくりに執念を燃やしている当組合T参事ですが、先月のモニターさんによる体験を経て、ようやく、本格的に、箸づくりのプログラムを実施できることになりました。

体験してくれたのは、8月4日に当組合に体験に来た金町学園さんです。

 

 午前中は、間伐現場で、丸太を出したところに残っている枝や葉を集めてもらう「木質バイオマス集材体験」と間伐作業の見学をしました。「木質バイオマス」は、市内の新日鉄住金釜石で、石炭に混ぜて燃やし、発電している、いわばエネルギーの原料ともいえるものです。

すでに間伐をして丸太は出したエリアに入ってもらい、地面に残っている枝や葉っぱをみんなで集めました。

なかなか暑い日でしたが、みんながんばりましたね!

 

 林業の世界では「高性能林業機械」と呼ばれている重機のひとつ「フェラバンチャー」が登場。フェラバンチャーが立木を切る様子を見学してもらいました。金町学園は、聴覚に障がいを持っている子どもたちが多いとのことですが、引率の方が手話で通訳をしてくれたので、みんな間伐の意味や仕事についての説明もしっかり聞いてくれました。

 

作業を見てもらった後は、特別に……。

1人ずつ、オペレーターといっしょに機械に乗って、木を切ってみました。たのしそうですね!

 

 午後からは事務所に戻り、my箸づくり体験です。

当組合では、箸づくり用に、スギ、竹、けやき、クロモジなどの木材を用意していますが、今回はいちばんつくりやすいスギでつくりました。台の溝に木を固定しかんなをかけていきます。3つの溝を使って徐々に形を整えたら、やすりで丁寧に仕上げ、最後に蜜蝋ワックスをかけたら完成! 1時間ちょっとで仕上がりました。

 

普段はなかなか山に入る機会は少ない子どもたちに森や木材に触れ合ってもらいました。

金町学園のみなさん、また来てくださいね!

(体験受入れ担当=手塚)

「千代田の森」で下刈り作業

 5月に千代田化工の社員のみなさんと植樹をした「千代田の森」。7月29、30日に9名の社員のみなさんが下刈り作業の活動をしました。

「下刈り」というのは、いわゆる草刈です。地味に見えますが、一連の林業の仕事のなかでも、もっともきついといわれる真夏の作業です。この春植えたばかりのスギや広葉樹はまだ20センチほどしかないので、まわりを雑草に覆われてしまうと光が当たらなくなってしまいます。苗の光合成を助けるため、炎天下の下、皆さんに作業をしてもらいました。

 

これまでも何度か当組合で活動している方から、今回はじめての方までいらっしゃいましたが、1人1本、大きな鎌を手にみなさん、黙々と作業。「鎌」というと、小さいものを想像しますが、林業用の鎌は、大きく広い面積を刈るのに適しています。苗を間違えて切らないよう気を遣いながら、雑草を刈っていきました。

 

また、作業後の夕方には、当組合が現在開発している家具や木製の小物についての意見交換の時間をいただき、家具の販売ルートやオフィスで使いたい木製小物についてのアイデアをたくさん出していただきました。

 

 今回は、金曜日の午後と土曜日の午前中の計丸いち日分の作業でしたが、約1ヘクタールある「千代田の森」に加えて、その道路向かいにある「みんなの森」(3月に復興祈念植樹をした現場)の一部も刈って下さいました。

 

最後は、この現場の所有者さんとみなさんとで記念撮影。

あいかわらずパワフルなみなさんのおかげで、予定以上に作業が進みました。

千代田化工のみなさん、ありがとうございました!

(視察・体験担当=手塚)
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