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大槌学園で植樹祭

 昨年開校した大槌町立大槌学園の周囲の環境を良くしていくため、「緑の募金」を活用し「地域における大槌学園教育環境向上のための緑化事業」を進めています。9月29日に同学園で、今年度分の植樹の完了を記念して完成式典が行われました。

 

 式典には、同学園の4年生(2クラス)の約70人のほか、学校関係者、「緑の募金」事業を行っている国土緑化推進機構関係者、売上の一部を「緑の募金」に充てているプロントコーポレーションさんが出席しました。

 

 

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「千代田の森」下刈り作業

 これまで何度もお伝えしている千代田化工さんの復興支援活動、今回は2015年に同社のみなさんが植えた「千代田の森」の下刈り作業でした。同社では東日本大震災後、釜石大槌や陸前高田などで活動しており、当組合でも色々な現場でお手伝いいただいていましたが、2014年秋からは釜石市箱崎町でご自宅が被災した組合員さんの山林を「千代田の森」として整備し、年間通じて活動しています。

 

 「下刈り」というのは、植林をしてから5年くらいの間、まだ苗木が小さいうちは、苗木よりもまわりの雑草の背丈が高くなってしまうので、雑草を刈ってあげる作業のこと。真夏の暑い時期の作業で、ハチなども出ることから、林業の作業の中でも大変な作業と言われています。そんな作業を企業さんにやってもらうのは当組合くらいのものかもしれませんが……汗

 

 いつも8人での活動ですが、今回は5名の精鋭部隊が登場。うち2名は何度も活動していただいている方々。海外赴任から帰国されたIさんもひさびさに元気な顔を見せてくれました。

(千代田化工のみなさんと当組合の参事、加賀、この山林の所有者さんで集合写真)

 

 手前のピンクのテープが巻いてあるのが、スギや広葉樹の苗木。おふたりの前面がこれから刈っていく下草。みなさんからは「下草というからちょっとした雑草をイメージしていたけれど、思ったよりすごい草ですね」などと悲鳴?が上がっていました。

 

 一昨年植林をした「千代田の森」は1ヘクタールですが、5人で2日間計5時間ほどで完了しました。

 

 通常、金曜日の午後と土曜日の午前中、みっちり活動をしていただきますが、今回は当組合からの提案で、5月に発生した釜石市尾崎半島の林野火災現場の状況を見ていただきました。

現場の様子を踏まえて、来春以降の活動についてもいっしょに考えていただく予定です。

 

千代田化工のみなさん、今回もありがとうございました!

(広報担当:手塚)

大槌町放課後子ども教育支援センターでベンチづくり

 地域の子どもたちに大槌町産材に親しんでもらうため、秋田県立大学、大槌町教育委員会と合同で木工ワークショップを開催しました。(少し時間がたってしまいましたが、7月27日のことです)

 秋田県立大学木材高度加工研究所のご関係者や秋田のデザイナーさんの協力のもと、近くの県立大槌高校の生徒さんもお手伝いしてくれて、大槌町放課後子ども教育支援センターを利用している子どもたちといっしょにすてきなベンチを完成させました。

(こちらが完成したベンチ)

 

 今回のワークショップは、東日本大震災後、秋田県立大が大槌町を支援してくださっているご縁で実現しました。

約30名の子どもたちが参加し、ベンチを組み立てたあとで、5色の色を塗って仕上げました。

ひとつひとつが花びらのような形をしたかわいらしいデザインですね! 2個ずつが同じ色なので、2つを組み合わせるとハート型になるんですよ〜。色は岩手県矢巾町で自然塗料をつくっているシオン さんのものです。塗って拭き取るタイプなので、木目がきれいに見えます。子どもたちは色塗りに夢中になって顔に塗料をつけている子たちもいました(笑)

 

 こういった体験をつうじて、地元の木や山に興味を持ってもらえるとうれしいです。

参加してくれたみなさん、秋田のみなさん、ありがとうございました!

(広報担当:手塚)

プロントコーポレーションの整備活動

 例年、大槌町で活動してくださっているプロントコーポレーションのみなさん。7月12日には、同社のみなさんが一昨年に植樹をした吉里吉里保育園周辺の斜面の下刈り&整備作業を行いました。

 植えていただいたヤマザクラやつつじのまわりに生い茂った雑草を下刈り用の鎌で刈っていきました。

暑い中での作業になりましたが、みなさん休憩も短めで一生懸命作業してくださいました。

プロントコーポレーションの皆さん、ありがとうございました!

(広報担当:手塚)

UBSファミリーボランティアの受入を行いました

 東日本大震災後に釜石市を支援してくださっている、スイスに本拠を置くグローバル金融グループUBSの社員とご家族によるファミリーボランティアのみなさんが7月28〜30日に活動を行いました。

 当組合は、市内の橋野地区の 三陸駒舎 と連携して、間伐現場の見学⇒間伐現場に残った枝を馬場用のチップにするという体験活動をご提供しました。三陸駒舎は古い民家を利用して2頭の馬を飼い、馬が仮設住宅で暮らす子どもたちを癒すホースセラピーなどの事業を行っています。 

 当日はあいにくの雨でしたが子どもたちは元気いっぱい。最初に、市内箱崎地区の間伐現場に行き、チェーンソーによる伐採と林業機械が決まった長さに丸太を切っていく作業を見学しました。

(機械による作業を真剣な表情で見つめている子どもたち)

 

 そして、ここからが本番!

馬場用のチップにする枝を集めました。

枝に葉がついていると、チッパーに引っかかってしまうので、子どもたちが集めて、大人がのこぎりで葉を落とすというように役割分担をしながら作業しました。

 

 お昼は、三陸駒舎で、地元のお母さんたちによる郷土料理をいただきました。子どもたちは、わらびや野菜の煮物を「おいしい!」と言っておかわりして食べていて、お母さんたちも喜んでいました。

 

 午後からはチップ作り。子どもたちが枝を当組合の参事に渡してチッパーに入れていきました。

作業のあいまに、子どもたちは交代で馬と交流するプログラムも楽しんだとのこと。

途中、チッパーに枝が詰まってしまい、みんなに退屈させてしまって申し訳なかったです。反省。

 

こちらの写真の白っぽいのが今回つくったチップ。馬がこの上を歩いたり、寝転がったりします。

自分たちががんばってつくったチップが馬場に使われる、というめったにない経験をしていただけたとおもいます。

 

UBSの社員、ファミリーのみなさん、ご参加ありがとうございました!

(広報担当:手塚)

第2回木材流通協議会開催 DIYワークショップ開催決定♪

 当組合と、上閉伊地区(釜石市、大槌町、遠野市)の製材所、木材加工会社でつくる「木材流通協議会」を6月7日に開催し、今年度の活動方針を決定しました。

7月と10月には、協議会加盟の木材のプロ(建具屋さん、製材所など)が講師を務めるDIYワークショップを開催することになりました。また9月には、国産材の家具を製造・販売するメーカーから講師をお招きした講演会を開催することも決まりました。

 

 7月のDIYワークショップは、8日(日)開催です! 大人むけの企画ですが、子どもさんもいっしょに参加できるように考えていますので、ぜひご家族でご参加くださいね。詳細は、6月中旬に発表します。

 

 DIYが好きな方はご存知かと思いますが、ホームセンターの比較的安価な木材は外材が多く、国産材さらに地元産の木材を手に入れるのはハードルが高いというのが現状です。当組合と協議会では、釜石、大槌、遠野のみなさんがもっと地元産材を使いやすい仕組みを作っていきたいと考えており、今回のワークショップはその第1歩です。

今後も色々な取組みを考えておりますのでご期待くださいね。

(広報担当:手塚)

千代田化工グループさんと森づくり

 2013年から当組合管内の山林で復興支援活動をしていただいている千代田化工さんの2017年度の活動が始まりました。

初回となる今回は社員23名が2泊3日で釜石に滞在し、初日は全員で大槌地域の復興の様子の見学や「新日鐵住金釜石製鉄所」の見学を行いました。

 2日目、3日目は8人程度に分かれて、当組合、ユナイテッドグリーン、吉里吉里国で、それぞれの活動に取り組むということで、森林組合チームの8名は朝から釜石市北部の箱崎地区の山林へ。午前中は、新日鐵さんに納入するバイオマス材(枝や葉)を集めました。この山林は最近、間伐を終えた現場で、木材はすでにトラックで運び出してあり、一部の枝や葉が残っている状態でした。

前日に、新日鐵さんの構内で石炭と木質バイオマスを燃やす発電所を見学していただいたので、枝や葉がエネルギーに変換されるイメージをつかんでいただきやすかったのではないでしょうか。

重機では集められないところに残った枝や葉を集めてトラックに積み込みました。あっというまに2トントラックがいっぱいになりました。

 

予定を繰り上げて、同じ箱崎地区の植樹の現場へ移動しました。

2日目の午後と3日目午前は、この時期恒例となっている植樹活動。

この現場は昨年秋に、千代田化工さんが地拵え(植樹するために、伐採跡地の枝や葉を片付ける作業)をした山林です。8名の社員に課せられたノルマは360本のスギとコナラの植樹。2人1組で作業をしました。

鍬で土を掘り苗木を植えて固める作業。慣れないと腕や腰が痛くなる大変な作業ですが、みなさん一生懸命、黙々と取り組んでくださいました。

 今回もノルマは軽々とクリアし、土曜日の残った時間は、下刈作業に汗を流しました。

 

千代田化工のみなさん、お疲れ様でした!

(視察研修受入担当:手塚)

バイオマス収益を財源に再造林促進を目指す「釜石地域森林整備基金」記者会見

 釜石地方森林組合と岩手県森林組合連合会は、釜石地方森林組合組合員(山林所有者)を対象に再造林費用を助成する「釜石地域森林整備基金」を開設しました。3月に第1回助成金交付が決定したため、釜石市長も同席のもと4月12日に記者発表を行いました。基金の財源は、県森連、釜石森組が新日鐵住金(株)釜石製鉄所内の石炭火力発電所に納入している木質バイオマス(間伐後の山林に残った枝葉や販売できない丸太)販売代金の収益の一部です。助成金によって組合員さんの再造林の経済的負担をなくすことで、地域の再造林を進め持続可能で健全な森づくりを促進していきたいとの狙いがあります。

 

○背景1 〜進まない再造林と東日本大震災

 林業の課題はたくさんありますが、昨今釜石地域で深刻なのが再造林が進まないことです。「再造林」というのは、山の木をすべて伐って(全伐、皆伐)その跡地に植林をして再び山を造っていくことを指しますが、木材価格の低迷で山林の価値が下がったことやこの地域ではシカが苗木を食べてしまう被害が多いために、伐った跡に植林をしない山林所有者さんが多くいます。さらに東日本大震災でご自宅などの資産を失い、生活資金や住宅再建資金を捻出するために皆伐しそのまま放置する方も少なくありません。管内では震災後に200ヘクタール以上が伐採されています。

 

○背景2 〜木質バイオマス供給

 一方で、当組合では釜石市、新日鐵住金釜石製鉄所とともに2006年から同製鉄所の石炭火力発電所への木質バイオマス供給実現に向けて、検討と実証実験を重ねました。「釜石市緑のシステム創造事業」として、釜石市から補助を受け高性能林業機械の導入や木質バイオマスを山から出すための作業道の開設に取組み、新規に雇用も増やしました。

(緑のシステム創造事業の補助金を活用して導入した高性能林業機械)

 5年間は目標納入数量を年間5000トンと設定し、順調に納入をしてきましたが、2011年の東日本大震災津波で当組合も役職員、事務所、データ等を失い組合存続も危ぶまれる事態になりました。他方で、震災による福島第一原発事故により再生可能エネルギーは注目を集めることとなり、同製鉄所との話し合いの結果、目標納入数量を48000トンまで引き上げることとなりました。そのため、当組合の上部団体である県森連に協力を要請し、県内他地域からも納入することになりました。

 当組合からの納入も12000トン(2016年実績)に増加したため、地域の森林整備の促進と組合員支援のために「釜石地域森林整備基金」を設置したい意向を県森連に伝え、当組合分の販売代金収益の一部を積み立てることに賛同いただきました。

 

○記者会見

 今回の助成対象となったのは管内の釜石市大槌町の8地区(所有者8名)の30.58ヘクタールです。このなかには当組合と企業の社員ボランティアや市民の皆さんと植樹をした同市箱崎町の山林も含まれます。基金の中から500万円程度を使い、再造林の費用に充てました。具体的には▽植樹の前の地拵え(皆伐した際に残った枝などを片付け、植樹の準備をすること)の費用▽苗木(スギ、ナラ、トチなど)の購入代金▽植樹の費用ーーに充当しました。

 12日の会見では、県森連の澤口良喜代表理事専務から「この取組みをきっかけに県内全域に広がり、岩手県の再造林を含む適切な森林整備につながっていけばありがたい」とコメント。当組合の久保知久代表理事組合長は「当組合管内は9割が森林。この資源を活用し地域経済が活発化するのでは、という思いをずっと持っていた。管内の森林資源を持続可能なものにするとともに低炭素社会の実現と森林の持つ公益的機能の向上に努めながら地域経済の活性化に努めていきたい」と話しました。

 また、この助成金の基盤にもなっている「緑のシステム創造事業」を進める釜石市の野田武則市長は「民間主体の先進的な取組みをしてもらった。再造林の促進になると期待している。釜石の製鉄と森林は歴史的に密接なかかわりがあり、この関係が新たな形となり木質バイオマス混燃発電につながっている。今回の基金の取組みを契機として官民連携して森林資源の有効活用と森林整備を充実させていきたい」とのコメントをいただきました。

 

 釜石地方森林組合では2017年度もこの基金を使い30ヘクタール程度の再造林を進めていきたいと考えています。

当組合の組合員さん、管内に山林を所有する方についてはぜひ「森林経営計画」を結んでいただき、この助成金を活用していただきたいと思いますので、お気軽におといわせください。

※問い合わせ先=釜石地方森林組合・高橋(0193・28・4244)

(広報担当=手塚)

 

千代田化工さんに木製品納品

 東日本大震災後の2013年から定期的に当組合でも活動していただいている千代田化工さんですが、これまでにも釜石大槌産材の「スマートフォンスタンド」をたびたびご注文いただき、昨年はご購入いただいた金額の一部を釜石市内で活動する団体にご寄付いただきました。

 今回は、4月に開かれる外国人向けの展示会にお使いいただく一合枡とスマホスタンドをご注文いただき、3月中旬に納品いたしました。

枡は1面が千代田化工さんのロゴに桜の花びらが舞っているという春らしい絵柄♪です。裏面は、シンプルに当組合のロゴです。枡はヒノキが一般的ですが、当組合の枡はスギでできています。1個につき50円は被災した山林所有者(組合員)が植林をする際の苗木購入に充てております。ロゴ入れ(レーザー加工)は釜石でひきこもりの方などの支援をしているNPO法人かだっぺしにお願いしました。

 

そしてこちらがスマホスタンド。

今回は説明書が日本語バージョンと英語バージョンの2タイプです。外国のお客様にも喜んでもらえるとうれしいです。

 

こちらのスマホスタンドは、事務所にサンプルを置いていたところ、地元金融機関さんからもご注文をいただくなど、ひそかな人気商品です。ご興味のある方はぜひ実物を見にいらしてくださいね。このほかにも企業様の木製ノベルティのご注文にも対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

釜石地方森林組合(電話0193・28・4244)で高橋か手塚までお願いします。

 

(木製品担当:手塚)

子どもも大人も♪ 間伐見学&my箸づくりを行いました

 釜石市内全域で体験プログラムを提供するMeetup Kamaishi のひとつとして、釜石地方森林組合では「森の手入れを知ろう! 間伐現場見学&間伐材deお箸づくり」と題したプログラムを提供しました。首都圏のほか盛岡、二戸、北上など県内各地から計16人の方が参加してくれました。

 

 まず最初に、参事から「山の手入れって何?」「なぜ間伐って必要なの?」といったことをお話しました。当組合の震災後の取組みなどもご案内。

間伐の意義について知っていただいたところでいざ間伐現場へ!

今回の現場は市内箱崎町という半島部にあり、東日本大震災津波の被害から復興の只中にあります。こちらの現場では、今回の「鉄人」こと坂本和幸グループ長率いるイケメン林業男子3名と、今回の現場を所有する組合員(山林所有者)の植田さんがお出迎え。

(右から、鉄人の坂本グループ長、久保、黒澤)

坂本から間伐の一連の作業や林業機械についてご説明した後、組合最年少の黒澤がチェーンソーで木(スギ)を倒し、久保が集材(伐った丸太を集めること)し、坂本が造材(丸太を決まった長さに切ること)という作業をお見せしました。

一連の作業を見てもらった後で、子どもさんと希望者は、坂本グループ長と一緒に林業機械に乗り操作を体験しました。

(上手に切れたかな♪)

参加者のみなさんは「機械や木の倒れる音がすごかった!」「初めて伐採の現場を見ました!」などテンションが上がった様子でした。

 

間伐がどんな作業かを知った参加者一行は、間伐材のお箸づくりに挑戦!

使うのは、現場で伐っていたのと同じスギです。作り方はシンプル。1センチ角の間伐材を溝に当てて出っ張った部分をかんなで削り、形ができたらやすりで形を整え、最後に蜜蝋のクリームを塗ったらできあがり!

参加者にはかんなを使うのは初めてという方もいましたが、みなさん順調にかんなで削って仕上げていきました。

去年は植樹をがんばってくれた姉弟、今年もがんばってお箸を仕上げました! 将来は職人かな、たのしみです(笑)

お箸づくりは速い方は30分程度で完了しました。

 

お箸をつくってみたい方に朗報! 3月25日、26日に大船渡市民体育館で開かれるさんりくるっと に釜石森組ではお箸づくりのブースを出します。1膳1000円です。お近くの方はぜひいらしてくださいね!

(手塚)

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