岩手県釜石市・大槌町の山林を所管する釜石地方森林組合の公式ブログです。間伐を中心に、東日本大震災からの復興関連工事のための伐採も行っています。現在、取り組んでいる林業の担い手育成事業「釜石大槌バークレイズ林業スクール」や被災者むけの住宅プラン「森の貯金箱」などについても発信しています。
岩手県内のみなさんは新聞などで読まれたかもしれませんが、釜石市社会福祉協議会(社協)が「被災地における持続可能な生きがい就労創生事業」としてスタートさせた薪づくり販売事業に釜石地方森林組合もご協力することになりました。
林業と福祉の連携「林福連携」を通じて、被災地の復興の課題解決に貢献します。
10月24日には当組合で記者会見を開き、釜石市社協、釜石地方森林組合のほか、社協から委託を受けてこの事業を進める一般社団法人ゴジョる、薪割り機購入などの資金確保に協力した日本国際交流センターら関係者が事業について説明しました。
毎年、8月30日は岩手県下一斉に「森林組合デー」と決まっており、当組合でも毎年、地域でのボランティア活動や労働衛生大会などを実施しています。今年は午前中は労働衛生大会、午後からは事務所周辺の草刈、視察報告などを行いました。
7月21日に三陸鉄道の社員、宮古市・山田町の2保育園の職員のみなさんらによる間伐体験を行いました。
「いわての森林づくり県民税」を活用した事業の一環で、今回来ていただいた3法人は当組合で間伐現場の見学、間伐体験を行い、県民税を活用して間伐材を利用した製品を設置するとのことです。
昨年度から管内の大槌町立大槌学園の緑化事業のお手伝いをしており、2年間にわたる緑化事業もいよいよ完成間近ということで、6月27日に「地域における大槌学園教育環境向上のための緑化事業」完成式典を行いました。
瞬く間に時が過ぎ、すでに昨年のこととなりましたが、2017年12月20日に安倍首相、吉野復興相、鈴木オリパラ大臣の3大臣が釜石地方森林組合に視察にみえました。
林業や山にかかわる方はごぞんじとおもいますが、12月12日は山の神です。
「山の神」と言っても箱根駅伝の話ではなく、昔からこの日に山の神様が年に1回山に入り、山の立木の本数を数えるため、邪魔をしないよう山に入ってはいけない日とされています。
全国でこの行事を行っているかはわかりませんが、岩手県内では森林組合系統ほかこの日は山に入らないということを守っている林業会社も多いようです。
当組合では例年、全員で事務所の神棚に手を合わせた後、市内中心部に移動し、尾崎神社さんによる神事、労災防止についての勉強会などを行っています。