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子どもも大人も♪ 間伐見学&my箸づくりを行いました

 釜石市内全域で体験プログラムを提供するMeetup Kamaishi のひとつとして、釜石地方森林組合では「森の手入れを知ろう! 間伐現場見学&間伐材deお箸づくり」と題したプログラムを提供しました。首都圏のほか盛岡、二戸、北上など県内各地から計16人の方が参加してくれました。

 

 まず最初に、参事から「山の手入れって何?」「なぜ間伐って必要なの?」といったことをお話しました。当組合の震災後の取組みなどもご案内。

間伐の意義について知っていただいたところでいざ間伐現場へ!

今回の現場は市内箱崎町という半島部にあり、東日本大震災津波の被害から復興の只中にあります。こちらの現場では、今回の「鉄人」こと坂本和幸グループ長率いるイケメン林業男子3名と、今回の現場を所有する組合員(山林所有者)の植田さんがお出迎え。

(右から、鉄人の坂本グループ長、久保、黒澤)

坂本から間伐の一連の作業や林業機械についてご説明した後、組合最年少の黒澤がチェーンソーで木(スギ)を倒し、久保が集材(伐った丸太を集めること)し、坂本が造材(丸太を決まった長さに切ること)という作業をお見せしました。

一連の作業を見てもらった後で、子どもさんと希望者は、坂本グループ長と一緒に林業機械に乗り操作を体験しました。

(上手に切れたかな♪)

参加者のみなさんは「機械や木の倒れる音がすごかった!」「初めて伐採の現場を見ました!」などテンションが上がった様子でした。

 

間伐がどんな作業かを知った参加者一行は、間伐材のお箸づくりに挑戦!

使うのは、現場で伐っていたのと同じスギです。作り方はシンプル。1センチ角の間伐材を溝に当てて出っ張った部分をかんなで削り、形ができたらやすりで形を整え、最後に蜜蝋のクリームを塗ったらできあがり!

参加者にはかんなを使うのは初めてという方もいましたが、みなさん順調にかんなで削って仕上げていきました。

去年は植樹をがんばってくれた姉弟、今年もがんばってお箸を仕上げました! 将来は職人かな、たのしみです(笑)

お箸づくりは速い方は30分程度で完了しました。

 

お箸をつくってみたい方に朗報! 3月25日、26日に大船渡市民体育館で開かれるさんりくるっと に釜石森組ではお箸づくりのブースを出します。1膳1000円です。お近くの方はぜひいらしてくださいね!

(手塚)

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