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NEXT KAMAISHIから林野火災寄付金を頂きました

釜石市尾崎半島の林野火災に関連した投稿です。

 

 釜石市中心部で今月11日に行われ盛況だった「釜石はしのうえ朝市」を中心になって運営した市民グループNEXT KAMAISHI の青木健一代表が15日、釜石地方森林組合事務所を訪れ、朝市で集めた寄付金4万312円を寄贈してくださいました。

地元の青紀土木の専務である青木さんは、自社の事務所や重機が東日本大震災で被災しましたが、直後からがれき撤去や復旧に尽力されてきた方です。そんな青木さんから先週、「朝市で、山林火災から復旧するための苗木の購入費を集めたい」とお申し出をいただいておりました。朝市の会場ではほかのメンバーととともに朝市のお客さんに寄付を呼びかけ、子どもから高齢者までたくさんの方が寄付してくださったということです。

(釜石はしのうえ朝市での募金活動の様子)

 

 目に留まる2匹のネコと焼けた木から芽が出ているイラストは、雫石町在住の漫画家・そのだつくしさんによるものです。そのださんが「関係者以外が現場を見に行くことができるか」と旧知の青木さんに相談したのをきっかけに、青木さんが当組合に現状を問い合わせてくださり、それをきっかけに青木さんは寄付を思い立ったとのこと。一方、そのださんは尾崎半島に土地勘のある方と現場を歩き、その印象をもとにこのイラストを完成させたそうです。お二人のスピード感あふれる行動力と実行力で寄付が生まれたというエピソードをうかがい、感激しました。「みんなでいのちのおてつだい」という力強いメッセージも添えられています。

 

 久保知久・代表理事組合長に寄付金を贈呈した青木さんは「釜石が海のまち、魚のまちとしてあるのは、豊かな山があるからこそ。海を守るためにも豊富な自然を次の世代に引き継いでいきたい。まもなく販売できる木が焼けしまった山林所有者さんは落胆していると聞いています。みなさんの山に苗木を植える際の資金に充ててほしい」と話しました。久保組合長は「山林所有者である組合員の多くは、森林資源を後世に残していきたいという思いを持っている。このように森林の機能が市民に理解され応援していただけると、『また木を植えよう』という励みになる」とお礼を述べました。

テレビ局、新聞社の取材も入りましたので、明日の朝刊などで報道されるかもしれません。

NEXT KAMAISHIは、今後も「釜石よいさ」の会場などで寄付の呼びかけを検討してくださるということです。

 

 ●苗木の購入費について

 公表されている被害面積413ヘクタールのうち、私有林(32名分)は266ヘクタールで、このほとんどは当組合の組合員の山林です。このうち、どの程度の面積に再度、植林するかは現状では決まっていませんが、かりに266ヘクタールすべてに植林をすると66万本ほどの苗木が必要になります。(現在、植林をする場合、当組合ではスギと広葉樹を混ぜて1ヘクタールに2500本ほどの苗木を植えるため)

 苗木の価格は樹種によって違いますが、平均で200円ほどのため、66万本 × 200円 =1億3200万円 が苗木購入費として必要なことになります。

 

 実際には、伐採にもコストがかかり、苗木を植えるにもお金がかかりますが、当組合では、寄付をいただいたお金はすべて、苗木購入の実費に充てるため積み立てています。

(広報担当:手塚)

 

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