岩手県釜石市・大槌町の山林を所管する釜石地方森林組合の公式ブログです。間伐を中心に、東日本大震災からの復興関連工事のための伐採も行っています。現在、取り組んでいる林業の担い手育成事業「釜石大槌バークレイズ林業スクール」や被災者むけの住宅プラン「森の貯金箱」などについても発信しています。
いよいよ2017年も残すところ10日ですね(汗)
11月下旬からなにかとバタバタしている当組合。
農林水産省の第4回「ディスカバー農山漁村の宝」に、全国844件の応募のなかから31件の優良事例に選ばれた、ということで、11月22日に首相官邸で開かれた、選定証の授与式に参加してきました。
(ディスカバーは、農林水産業をつうじて地域貢献をしていたり、地域の活性化に取り組んでいる団体が選ばれるもので今回で4回目の選定とのことです。)
(木製の選定証を手にする参事と活動紹介パネルを持つ手塚)
当組合については「森林を活用した震災復興と地域貢献!」と題して木材の6次化や「釜石大槌バークレイズ林業スクール」の取組みをまとめて申請したところ、その取組みが評価されたということです。
ありがたく選定証を頂いたところ、なんと!特別賞のひとつ「プロデュース賞」にも選ばれたということで、さらにトロフィーまで頂きました。
三國シェフなど名だたる選考委員に選ばれたということでうれしいかぎりです。
野菜などの6次化の取組みが評価された団体が多く、みなさん美味しそうな加工品などを持ち込んでいる中、わたしたちは虎舞ラガーキーホルダー (実物) とmori-to-tetsu パンフレットを持参。やや地味な感じになってしまいましたが、全国で先進的な取組みをしている方々と交流でき、なかなか入れない首相官邸も拝見でき、楽しいひと時でした。
翌日は、選定のごほうび?として日本橋のマルシェに出展できるということで、虎舞ラガーを携えて参加しました。
これまた、ほかの団体さんは美味しそうな野菜やお米、加工品を販売している中、キーホルダーという地味な商品の販売になりましたが、釜石出身の方が顔を出してくれたり、参事の中学時代の友人が40年ぶり?に会いにきてくれたり、とこれまた楽しい時間でした。外国人のかたにラグビーワールドカップのご案内などもできました。
そして、まだまだつづくディスカバー。今度は東北地区で地区の代表に選定したみなさんの選定証授与式にもお呼ばれし、高橋参事、久慈課長補佐、今野技師、復興支援員の手塚の4名で大挙して参加してきました。
東北の地区選定には、花巻市、岩泉町、久慈市の団体さんが選ばれました。おめでとうございます!
東北から全国の優良事例に選ばれたのは、当組合含めて3団体だったため、各団体が取組みをプレゼンさせていただきました。
東北各地のどの県にも、一次産業を通じて地域をもっと盛り上げようと活動している団体があり、中には農家さんの大幅収入アップにつながっている事例についての報告もありました。業界は違えど、同じ一次産業として刺激を受けることがたくさんありました。
釜石地方森林組合もこれまで以上に、組合員さんと地域に必要とされる組合になるため、本業の間伐作業はもちろんのこと、釜石大槌を盛り上げるために取り組んでいきたいという思いを新たにしました。
(広報担当:手塚)
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