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UBSグループが林野火災現場で植林活動

 このブログや釜石地方森林組合のfacebookページでもおつたえしているように、釜石市林野火災からの復旧作業が進んでいます。

3月からは植林に適した時期、ということで、東日本大震災後に釜石市を支援してくださっているUBSグループ(UBS証券株式会社、UBS銀行東京支店、UBSアセット・マネジメント株式会社)のみなさんが釜石市尾崎半島の林野火災現場で植林活動を行いました。

  林野火災の復旧は市の事業として行われており、市から受注した当組合では焼けてしまった木を伐採し植林のために整備する作業を昨年秋から始めています。この地域は三陸の漁場のすぐ真上にあることから、焼けた木を運び出した後に再び木を植えて土壌を回復する必要があります。プロによる作業はもちろんですが、次世代を担う子どもたちや若者に林野火災の現状を知ってもらい、山林の回復に参加してもらいたい、という思いから、当組合では企業や一般の方による植樹活動の機会も設けています。

 

 今回のUBSグループの活動は、同グループが例年、釜石で実施している「ファミリーボランティア」のプログラムのひとつとして行われたもので、参加者25名が午前と午後の2グループに分かれて、林野火災現場南側の斜面で植林を行いました。この現場は、昨年夏の「森林組合デー」で組合員さんや地元林業関係者、当組合職員がボランティアで、伐採した木の後片付けと植林のための準備(地拵え)作業を行い、昨年秋のMeetup Kamaishiでは一般の方に植林をしていただいた区域です。

 

 今季の植林活動の始まりとしてUBSグループの社員、そして家族のみなさんに、カラマツとミズナラの苗木を植えていただきました。まず最初は、当組合の高橋参事から林野火災の被害について説明し、苗木の植え方や注意事項を説明。子どもたちもしっかり聞いてくれました。

 

 現場は、尾崎半島の先端に近いあたりで、リアス海岸特有の急傾斜の下はすぐに三陸の海に面しています。そんな急斜面での活動は子どもたちにはちょっと(いや、かなり)大変だったかと思いますが、植林用の唐鍬を使って1本1本丁寧に苗木を植え、念には念を入れて水やりも。

 

 この日の夜には、市内で参加した子どもたちによる体験活動の発表会も開かれ、山火事でどれくらいの木が焼けてしまったのか、とか、どんな木を植えたのか、とかそれぞれの子どもたちが作業を通じて感じたことを発表してくれました。自分の言葉でしっかり発表する様子に大人たちはみんな感激しました。

 

 今回の活動では、植林活動だけでなく、林野火災現場と同じ佐須という集落でのワカメの芯抜き(塩蔵ワカメをつくるための作業)も体験した、ということで、三陸の海と山のかかわりも感じられる体験になったのではないでしょうか。

UBSグループのみなさん&ご家族、ありがとうございました!

(担当:手塚)

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