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いわて林業アカデミー受講レポート3 小林怜央編

 新年度から始まったいわて林業アカデミー受講レポート。いよいよ3人目! 当組合の最年少にして唯一の10代・小林怜央の登場です。3人揃った写真も撮ってきてくれた気配りのできる大型新人♪ これからが益々楽しみです。

(毎月第1、3、5土曜日に「いわて林業アカデミー」で学んでいる当組合の若手職員3名が交代で執筆し、週明けに掲載していきます)

 

いわて林業アカデミー受講レポート3〜小林怜央編

 

 はじめまして。レポート3回目を担当する小林怜央と申します。今年の3月に地元の高校を卒業し、釜石地方森林組合の職員として仲間入りさせていただきました。

 右も左もわからないような私が林業アカデミーで1年間学ぶ機会を与えてくださった久保組合長、高橋参事、そして快く組合の皆様には本当に感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます。

 

 それでは 第2回レポートの熊谷さん からバトンを受け取りましたので、2週間の中で印象に残ったことを報告します。

/肯喨欷鄲从(松くい虫)実習

5月22、23日に滝沢森林公園にて盛岡広域森林組合さんのご協力のもと森林保護対策の実習を行いました。

実習を行う前に授業で松くい虫の生態や被害から守るための防除方法について学びました。松くいの被害は松くい虫(マツノマダラカミキリ)がマツを枯らすものだと思っていましたが、カミキリムシに寄生する病原体(マツノザイセンチュウ)も影響することを知りました。

2日間に及ぶ実習で、被害木を切り倒す盛岡広域森林組合さんの職員の伐倒技術に感銘を受けました。

私たちもチェーンソーを握り被害木の玉切りを行い、丸太を収集し、くん蒸処理を行いました。

作業の中で印象に残ったことは、くん蒸液を被害木にかけるときに発生するにおいでした。腐乱臭のようなにおいで、中には嗚咽している

生徒もいました。このにおいなら松くい虫もお手上げ状態なのかと思いました。

 

⊂岩井農牧視察(天然林施業)

5月25日に小岩井農牧さんの森林で天然林施業について学びました。まず私が最初に感じたのは釜石の山よりも内陸の山のほうが傾斜が緩やかだということです。1年後、釜石の勾配の急な山に登れるのか心配です(笑)

 

 

実習では天然下種更新※に必要な稚種を探しました。稚樹が多く生えているところ、そうでないところがあり、その理由として種が風や鳥のフンなどにより運ばれ、命を繋いでいくことが分かりました。雑草に負けそうなほど小さな稚樹が20年程かけて1本の樹木となり森林を形成する。森林、植物のたくましさを肌で感じました。

 

2軸△

5月最終日、アカデミー試験地で初の下刈り作業を行いました。天気が愚図(ぐず)つくなか、生い茂っている草木の中にはアカデミー1期生が植栽したアカマツの苗が、大きいもので私の腰元まで成長していました。苗木を傷つけないように作業を行うことを講師から言い伝えられましたが、ほとんどの人が誤伐をしてしまいました。実は自分も1本誤伐をしてしまいました。

                             (当組合からアカデミーを受講している3名)

 

これからよりいっそう暑くなり下刈りシーズンになります。誤伐をすることがないように技術を磨き、苗木と一緒に私も成長していきたいと思います。

 

終わりに

毎日が新しい発見にあふれ、学ぶことの楽しさを実感しつつ、林業従事者として「出来ることが増える」ということを素直に喜んでいます。

次回のレポートには、一歩成長した私をお見せできるように頑張ってまいります。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

※広報担当者補足

玉伐り=伐採した木を決まった長さに短く伐る作業

天然下種更新=落ちた種が発芽したり、切り株から萌芽したり、人工的な方法ではなく自然に樹木になること

誤伐=誤って苗木を切ってしまうこと

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