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いわて林業アカデミー受講レポート4 東梅和貴編

今年度スタートした「いわて林業アカデミー」執筆陣も2巡目に入りました。

スポーツ交流から重機の操作まで、ますます盛りだくさんだった様子のアカデミー。筋肉痛で満身創痍の東梅(とうばい)からのレポートをお届けします!

(毎月第1、3、5土曜日に「いわて林業アカデミー」で学んでいる当組合の若手職員3名が交代で執筆し、週明けに掲載していきます)

 

いわて林業アカデミー受講レポート4 東梅和貴編

 

皆さんお久しぶりです! 東梅和貴です。

第1回レポートは私からスタートし熊谷・小林ときて、第4回レポートを担当致します。あっという間に6月中旬になり、雨に映える紫陽花の花も美しくなりはじめましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は早寝早起きを心掛け毎日元気に過ごしています。

 

さて本題に移りますが、この2週間も様々な事を学び皆さんに伝えてに事がいっぱいあります!今回も印象に残ったことをピックアップし報告いたします。

 

■ 1 :地域貢献适動

<南昌山登山>

まず初めに皆さんクイズです。6月3日(日)は何の日でしょうか?

答えは……山開きの日です。岩手県内でも各地域で山開きが行われ、その流れに便乗し我が林業アカデミ一も林業技術センターの裏にある南昌山(なんしょうざん)へ。

私も人生2回目の登山ということもあり、少し不安な気持ちを抱えたままスタート。山岳ガイドの方々も注意深く「かなり傾斜がきつい山です」「体調不良の方は無理せずに」などますます不安に…

ですが同期のメンバーに支えられながら、道なき道を歩き時にはロープで岩を登り約4時間度かけ登り切りました。天候にも恵まれみんなで一緒に弁当を食べました。帰り道は少し気持ちの余裕もあり、周りの自然を楽しみ時に地域貢献のため、落ちているゴミも拾いながら下山。このレポートを読み登山に興味を持った方は是非! !皆さんのライフスタイルに少しでも自然を取り入れてみてはいかがでしょうか?

ちなみに翌日、足腰が筋肉痛になりましたとさ…

 

⬆︎南昌山の頂上から見た、矢巾町の風景

 

<岩手県立農業大学校とのスポーツ交流>

岩手のこれからの一次産業を担う若者同士で「交流の輪をつくってほしい」という先生方の願いから、今年から岩手県立農業大学校とのスポーツ交流会が開催されました。

農業大学校には農産・野菜・果樹・花き・酪農・肉畜と6つの科があります。そこに林業アカデミーが加わり計7チーでム総渡り戦がスタート。競技はフットサル・バスケットボール・バレー・長縄。

様々な競技での交流を通し、各科の方々と「どのような取り組みをしているのか?」「一次産業についてどう思っているのか?」など話もでき本当に勉強になりました。そしてスポーツ交流会も終了し、フットサルでは優勝。総合結果は4位。真面目に話、そして楽しく交流ができ楽しい時間を過ごせました。

ちなみに翌日、全身筋肉痛になりましたとさ…

 

⬆︎林業アカデミー2期生 集合写真

 

■2:滝沢市原木シイタケ生産の訪問·栽培方法について

皆さんは知っていましたか? 岩手県は全国でも有数のシイタケの生産地です。過去には全国品評会3連を成し遂げています。そして…県内でも有名な生産者の元へ現場訪問へ!

そして品質の良いシイタケを栽培するために、必要な条件を教えて下さいました!

シイタケ栽培に興味のある方は是非チェックを!

〜瓦討砲いて、直射日光を避けること

.直射日光が当たり、ほだ木(シイタケ原木)の温度が上がるとシイタケ菌は弱る。

⊃菌後の管理

·冬の場合は、仮伏せ(シイタケ菌を乾燥と低温から守る作業)を行う

·空中湿度が高くなり梅雨が近い時の植菌後は、仮伏せを行わない…

·風通しが良く、6乾4湿の場所

植菌年は、天地返しを梅雨時と秋雨時に

·湿っぽい内側は菌が伸びやすいが、乾いた部分は菌が伸びない

植菌後の二夏目の暑い時期の夕方に夕立が無ければ数回散水をする

シイタケ菌の活動が活発になると原木を腐朽していく。この時水分が公要となる

ジ挟襍狙を進める

·シイタケの芽づくりをするためには、気温·水分·光が必要(新聞が読めるほどの明るさ)。

⬆︎条件に適した環境

 

以上になります。

この条件を聞いた時に率直に「自然を相手にこんなに、多くの条件をクリアしなければならないのか 」と思いました。シイタケの奥深さはまだまだ!

岩手県内の産直や道の駅、今では近所のスーパーでも岩手県産シイタケが何気なく店頭に並んでいます。全国レベルのシイタケが身近に手に入れる事が出来ます!

もし夕飯のメニューを悩んでいたら、シイタケを是非ご購入下さい。岩手県産シイタケをピーアールしていきましょう!

 

■3:車両系建設機械運転技能講習

車両系建設機械とは、ドラグシャベル(バックホウ)・トラクターシャベル・トラクターショベルなど使用し整地·運搬·積込み用及び掘削(くっさく)といった作業を行う際に必要な資格になります。

ですが以上の重機名を見ても分からない方もいると思います。下記に写真を添付いたしましたので、ご覧になってください。

ということで資格取得の為、約一週間教科書と重機と睨めっこ。まず座学研修を通し、操作する為に必要な基礎知識を学びました。どのように動くのか?各機重機の特徴は?取扱方法は?などなど初めは知らない言葉だらけで大変でしたが、分からない事はしっかり質問し1つでも多くの事を身に着けようと励みました。そして座学研修終了後には、筆記試験。約7年ぶりのテスト。正直ものすごく緊張しました。そしてテスト結果は…東梅・熊谷・小林共に筆記試験を合格。ほっと一息つきたいとこですが、そのまま実技研修に突入。

 

★実技で使用する3台の重機の紹介

◆ドラグシャベル(バックホウ)

 

⬆︎掘削が得意。重機といえばこれですよね!!

 

◆トラクターシャベル

⬆︎整地・運搬店積込みが得意。皆さんも見たことがあるはずです!!

 

◆トラクターショベル

 

⬆︎整地・運搬・積込みが得意。

実家は農業を営んでおり、実は一台あります(笑)

 

座学研修を通し学んだ事を活かし操作しようしましたが、思うように動いてくれない…

これが第一印象です。

ですが講師の先生方の指導のもと、段々と操作にも慣れ少しずつ気持ちに余裕ができ落ち着いて操作出来るようになりました。

そして、どの重機操作でも一つ共通点がありました。それは「いかに安全に作業するか?」です。当たり前の事ですが、実際は慣れてくると安全確認を誤り事故につながっているのが現状です。指差し呼称(周囲確認)・発進の際にホーンを鳴らすこと・シートベルト着用など安全第一を学んできました。

そしてあっという間に実技試験。学んだ事をしっかり整理し、安全第一を心掛け試験に臨みました。

結果は···東梅・熊谷・小林共に無事に合格。個々に試験に向けて課題を見つけ克服したことが結果に繋がったんだと思います。今回学んだ事を忘れることなく、しっかりと身に付けていきたいと思います。

 

■ 4:有限会社会社「谷地林業」 木炭生産視察

皆さんは知っていましたか? 国産木炭の約3割が岩手県で作られ全国1位の生産量です。

また岩手県生産量の約9割が県北で作られています。そんな木炭生産に力を入れている久慈市の谷地林業に見学に行ってきました。まず初めに、なぜ木炭生産の需要が県北でなぜ高まったのか? という質問が....

答えは大きく分けて2つありました。

1つ目は、木炭にするクヌギやナラ等の広葉樹が豊富にあること。

2つ目は、県北地域では過去に多くの砂鉄が採れ、鉄の需要が高まりました。そして鉄生産に欠かせなかったのが木炭でした。

このサイクルがあり気づけば全国1位の生産力へ。そして日本の高度経済成長期を支え、今の私達の生活があります。この話を聞いた時に「岩手スゲーな! !」と素直に思いました。

そして本題の木炭生産現場見学へ

まず木炭生産の行程を簡単に説明します。

仝玉(材料) :クヌギやナラを90cmに玉切り

窯詰め:隙間なくみっちりと窯の中に玉切りを行ったクヌギやナラを詰める.

ロ焚き:原木に火が回るまで焚き木を入れ温度を上げる.

っ魂:少し空気穴をふさぎ蒸し焼きにする

ダ栽(ねらし) :空気を少しずつ入れガスを燃やす

消火:窯口を完全に塞ぎ消火

窯出し:直接窯の中に入り炭を出します

┐修靴独詰めされ全国各地へ出荷

という流れになっています。この中で見学と体験できた作業は´でした。

 

⬆︎ゞ明擇蟶邏

 

 

⬆︎窯出し作業

 

人の手で1から生産していることにも正直驚きました。また作業員の皆さんが「全国1位の高品質の木炭をつくる」という明確な目標を持ち作業している姿は本当にかっこよかったですし、岩手県民として誇りに思いました。

私もこれからの授業の中でも、ただ時間を過ごすのではなく、しっかりと目標を持ち取り組むことの大切さを再認識する場になりました。

 

以上が約2週間学んだことです。多くの技術を学び林業を担う一若者として少しずつですが進んでいる事を日々実感しています。またなによりも「人」として成長する場を多く頂いています。

この環境は本当に幸せな事ですし、今のこの環境を当たり前に思うでのではなく、自分としっかり向き合っていきたいと思います。.

まだまた未熟者ですが、引き続きよろしくお願いいたします。そして長文のレポートを最後までお読みいただきありがとうございました。

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