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いわて林業アカデミー受講レポート5 熊谷亮祐編

 今春からスタートした当組合新加入職員による「いわて林業アカデミー」レポート。

いよいよ本格的に高性能林業機械などを使った実習に入っている様子。熊谷のレポートからも先輩たちが自在に乗りこなしている機械に初めて乗った様子が伝わってきます。それでは最後までお楽しみください!

(毎月第1、3、5土曜日に「いわて林業アカデミー」で学んでいる当組合の若手職員3名が交代で執筆し、週明けに掲載していきます)

 

いわて林業アカデミー受講レポート5 熊谷亮祐編

 

 皆様こんにちは。林業アカデミーレポート第5回を担当します熊谷亮祐です。
梅雨入りをしてじめじめした日が続いていますね。気持ちまでじめじめしないよう、元気に挨拶をモットーに6月を乗り切ろうと頑張りました。

 今回は林業機械の研修がメインでした。
初めて操縦する機械に翻弄されながらも、必死に乗りこなしました。
機械にもそれぞれクセがあり、数回の操縦で操作を覚えるのは大変でしたが、少ない回数で基礎をきっちり抑えることができるよう努力しました。研修の内容を機械の紹介を交えながら、報告させて頂こうと思います。



 

”埓庵榔身村
車両系建設機械から続けて2つ目の資格試験です。学んだことをその日のうちに試験するということで、とても緊張しました。
2足のクローラで不整地を走り、荷物を運搬する機械で、1本のレバーで前行進と操向を行います。また、低速/高速の切り替えやアクセル0~3段階の調節等、常に運転が忙しい印象でした。

荷台のダンプ操作は左手のレバーを使って行いました。この際にあまりエンジンは吹かさずゆっくり作業を行いました。
また、操向レバーを急に操作すると車体が激しく振動するため、滑らかな操作を心がけ、運転をしました。(ガッタンガッタンと本当にすごい振動でした)
試験も無事合格致しました。

▲蓮璽戰好
ハーベスターは伐倒・造材を行う機械です。研修では点検、シミュレーション、実機操作の3つの項目がありました。

 

●ハーベスタ(点検)
HITACHIベースマシンを使ったハーベスターの点検作業をしました。正しい点検は安全な作業へ繋がります。
また、機械の不具合に早く気が付くことで作業がストップする時間を短くすることができるメリットもあります。
こういった危険やロスを防ぐ為、始業前点検等でどのパーツを点検したら良いかを学びました。
各オイル類のモレの点検など位置的に分かりにくい部分もあったので注意して確認しました。
また、エンジンが熱い時にラジエーターキャップを開けてはいけないことやエンジン始動中にファンベルト等に触れてはいけない事など災害事例を交えながら教わりましたので、より強い安全意識が持てました。
また、搭乗の際に「1メートルは1命を取る」という言葉を教わり、3点支持を徹底し、安全な乗降をしようと思いました。

 

●ハーベスタ(シミュレータ)
パソコンを使ったハーベスタのシュミレーションをしました。
3Dモデルを使った重機を実際のレバーで操作します。動きに合わせ、ガイドが表示されたり、主観と三人称視点を切り替え、現状を俯瞰することができるなどハイテクなシュミレーターでしたおもいきり木材にハーベスタをぶつけるとテクスチャが変更され、木材に傷が表現されたり、チェーンソーで土を切ると切れ味数値が下がり木材の切れるスピードが落ちるなど細かい所までリアルに作りこんでありました。

 

●ハーベスタ(実機)
点検、シミュレータと研修を受けたあとは、満を持して実機に搭乗しました。
ボタン操作が多く、最初は混乱しましたが、最後は掴む、送る、切る、倒すなどの一通りの操作を覚えることが出来ました。
アームの先のハーベスタの動き方でキャビンが大きく振動したり画面では分からなかった木材との距離感をつかむことができました。

プロセッサ
主に造材に使われるプロセッサを操縦しました。設定された木材の長さを自動で計測してくれるので、初めてでも正確に造材することが出来ました。
回したり掴んだりしながら造材した木材が綺麗に並ぶよう切り進めました。プロセッサが振動しないよう操縦するのは難しく、慎重にレバーを操作しました。
ソーチェーンの切れ味が作業スピードに大きく関わっており、切れ味が落ちていくと効率が悪くなることを実感しました。


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現場でお馴染みのグラップル。軽々とスギやアカマツを動かす姿をいつもパワフルでかっこいいなと眺めていました。
そんな憧れのグラップルをいよいよ初運転です。
右足の油圧の調節ペダルと左右の操作レバーを使い木材を掴み反対側に移して積み直すという練習をしました。バックホウと比べ、ボタン操作も多いのですが、木材の掴む場所や置く場所などを確認し、確実に操作をすることでスムーズにこなす事が出来ました。ですが、油圧のペダルの調節が難しく、木材を傷付けたりしてしまったので丁寧な操作を心がけたいと思います。


ゥ侫ワーダ
木材を積んで運んで下ろすフォワーダです。グラップルで木材を積む練習とコース走行の2種類の練習をしました。


木材の積み下ろしは高い位置にある操縦席に座り木材を掴み荷台に乗せます。い離哀薀奪廛襪汎韻戸徇里能侏茲襪隼廚辰討い燭蕁両足の操作がプラスされ、てんやわんやする始末でした。
宙ぶらりんのグラップルを上手に木材の隙間に差し込まなければならないのですが、重心の位置を掴まないと傾いたり、操縦席が揺れたりと終始ヒヤヒヤしました。
走行は、車体が大きいため安心感がありました。不整地運搬車と同じ1本のレバーでしたが、こちらの機械はピーキーではなく大きさの割に細やかな操縦ができる印象でした。勾配のあるコースを走り、運転席の傾き等も体験しました。


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前方に排土板、後方にグラップルのトラクター、スキッダです。


操向は上下に動く1本のレバーでクセのある操向でした。
難しかったのが、後部のグラップルの操作で、まず視界が悪く、それに伴い距離感が狂いやすく狙った場所を掴むことができずに何度も掴み直しました。そしてグラップルを使うための切り替えレバーを戻し忘れ、後部に作動油を回したままロスの多い走行をしてしまうという失敗をしました。ひとつひとつを正確に操縦することを意識して、狙った位置を掴み下ろししたり、安定した操向が出来るようになりました。

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い離哀薀奪廛襪房茲衂佞韻蕕譴討い襯好ぅ鵐哀筺璽世鮖箸ぁランニングスカイライン方式の集材をしました。トランシーバーを使い、玉掛け側と重機側に別れ、集材をする際の適切な支持を出す練習と指示の通り正しく操作する練習をしました。正確で安全な作業をするためには復唱が大切で、「〇〇お願いします」「了解しました。〇〇します」というようにひとつひとつ復唱をしながら作業をしました。

その他にも、刈払機を使った下刈りやワイヤースプライスなど基礎となる技術を日々着実に身に付けています。

 

一朝一夕で習熟できる技術ではないので、昨日より今日。今日より明日とコツコツ技術に磨きをかけていきたいと考えております。

今回のレポートは以上になります。お読み下さりありがとうございます。

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