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いわて林業アカデミー受講レポート14 熊谷亮祐編

釜石地方森林組合からいわて林業アカデミーに派遣され研修中の3名が交代で執筆しているこのレポート。

今回は熊谷が報告します!

色々な林業機械が登場しますので、お楽しみに。

 


こんにちは。熊谷です。
11月に入り気温もどんどん下がってきました。盛岡は釜石より寒く、朝方は窓が結露するようになりました。初雪も近いので、車のタイヤも冬用に履き替えました。いよいよ冬が始まりますね。

今回は林業技術センター内の林を研修場所として使い、来週の間伐の研修に向けた練習をしました。
 

〆邏犯楼呂猟敢困帆木作業
今回の林は一度も間伐を行っていない所だったので木が混みあっており、とても暗く感じました。


まず間伐を行うにあたって、林の調査と伐倒する木の選木をしました。

調査では輪尺や、バーテクスを使い木の径や樹高を測っていきます


チョークでマークを入れながら漏れのないように作業を進めました。(写真は本人)

選木作業では他の木と比べで成長の悪い劣性木や死んでしまい枯れた木、曲がりがひどい木などをテープでマーキングする作業をしました。
他には隣の木との間隔や、空を見たときの光の入りかたなど様々な要素の兼ね合いで判断しなくてはならずとても難しい作業だと感じました。

▲好ッダでの集材練習
間伐材の集材の練習をしました。
次の研修の間伐作業現場ではスキッダのウインチを使い搬出を行います。


ウインチの巻き上げ班と玉掛け作業班の2班に分かれ作業をしました。
研修で取得した玉掛け免許が役にたちますね。
今回はニセアカシアの木を使い、引き出す練習をしました。


スキッダ本体から数十メートル離れた木までワイヤーを持って移動します。木材までの距離が長ければ長いほどワイヤーが重くなっていく作業でした。
立木を伐倒する際はなるべく重機の入れる作業道の近くに倒すことで作業の効率が上がるという話の裏付けになる重さでした。
退避や巻き上げ合図を密にすることで怪我の無いよう作業を進めていくことが大切だと感じました。

VR災害事例
間伐を行うにあたって、危険なのがかかり木の処理です。
実際にどのような形で事故が発生しているのか体験できるソフトを使いバーチャルで被災体験をしました。


VRゴーグルをつけると目の前に木が生えており、画面の指示に従い伐倒すると案の定かかり木になりました。
そしてかかり木になった木への指示は元玉切り。
恐る恐る元玉切りをするとブランコのように木が振れ、自分に倒れてきました。
リアルに描写されたVR空間でしたので、恐怖感もかなりのものでした。
数分の体験でしたが額に脂汗がじんわりと滲んでいました。
その他にもバーバーチェアやつる絡みなどの被災体験もしました。
VRとはいえ衝撃的なだったので、安全作業を心に誓いました。

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練習の最後は実際に間伐をしました。
本番の試験地での木に比べるととても細いですが、伐倒やかかり木処理、集材の練習などを実践しました。
混みあっている林でしたので、かかり木になりやすく、伐倒方向の選択がシビアでした。
ミスがあるとすぐかかり木になり、処理をしなければならず大変でした。


伐倒をしたのは数本でしたが、本番の間伐に向けて正しい手順でのかかり木処理を学べました。
最後は2m、4mに造材し、スキッダで集材しました。

その後は林の中で枝打ちを行いました。梯子と安全帯を使い樹高の4割ほどの高さまで枝を手ノコで落としました。


安全帯を使うのははじめてでしたが、恐怖心なく使うことができました。
枝打ち前と後では林の明るさが全く違い、効果が目に見えて理解できました。

来週からは径や樹高が段違いに大きい現場での間伐作業になります
練習で学んだことを生かし、有意義な研修にしたいと思います。


 

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