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いわて林業アカデミー受講レポート19 東梅和貴編

 例年にもまして雪が少ない釜石大槌です。

人間にとっては過ごしやすい半面、こうも雪が少なく乾燥する日が多いと、山火事が気になったり、雪融け水の少なさが心配になったりもします。

さて、2月第1回目の今回は、東梅が雪の内陸での作業の様子をレポートします!

 


 早くも2月になり内陸の寒さに正直驚く日々が続いていますが、体調管理には気を付けて、毎日アカデミー生18名で切磋琢磨し合い楽しく学校生活を過ごしています。


 

今回も私が特にお伝えしたい研修内容を報告致します。

 

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今回は森林調査・現場管理を長年行ってきたサポートチームの岩手県森林整備協同組合の職員の皆さんから、間伐前の写真撮り・プロット調査・立木調査など調査の基礎を一日かけ現場体験を通し学んできました。

調査にあたってのポイントや注意事項など、森林所有者の気持ちを第一優先に考えている職員の心構えは本当に感銘を受けました。

以上の注意事項・ポイントを踏まえ測量・立木調査・材積計算など実際に行いました。

 

測量では境界を図面で確認し、実際に現場に境界を確認しました。正確な面積を出すために、丁寧に作業を行うこと心掛けました。一人一人が役割を決めスムーズに作業が進みチームワークの大切さを感じました。

立木調査では「どのくらいの量の木材が出るのか?」を知るために大切な作業になります。また正確な材積を出すことによって森林所有者に「どのくらいお金を返す事が出来るのか?」など予測を立てることも出来ます。立木調査では胸高で立木の直径を測り、落としこぼれの無いように声を掛け合いながら作業を進めました。そしてプロット調査も行い直径ごとの樹高や立木本数など調査資料に必要なデータを調べました。

測量や立木調査を元に調査資料を作成しました。測量では誤差もなく正確な数値を出すことが出来ました。また立木調査とプロット調査のデータを元に平均樹高・材積計算を行いました。材積計算の際には幹材積表(各樹高×各直径ごとの材積を表記した表)を使用し材積を求めました。はじめは戸惑い時間がかかってしまいましたが、段々に慣れ材積計算を終えることが出来ました。

森林作業を進めていく中では、様々な調査があり成り立っている事を知ることが出来ました。学んだことを実際に経験することによって、自分自身の課題を知る機会になりました。残りのアカデミー生活で少しでも課題を改善できるように取り組んでいきたいと思います。

 

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アカデミー研修では多くの場面でチェーンソーを使用します。徐々に操作には慣れてきましたが「自身の欠点を見失っているのではないか?」という中で技術調査期間を設けて頂きました。

そして技術調査にうってつけの機械がアカデミーに導入されました。様々な傾斜に変化でき、立木の重心を変化出来る優れものです。

 

採点基準は夏に行われた伐木選手権を元に行いました。私は伐木選手権では全く結果を残すことが出来ず、自身の中で「もう一度リベンジしたい」とどこかで思っていました。

初めの調査は傾斜10度で行いました。伐倒方向は40儖米發砲さまりました。受け口の深さ角度は満点を頂きました。ですが追い口は水平に切り込めてないことやツル幅を狭くしすぎることなど改善点を見つけることが出来ました。点数は1100点中の870点。

次の調査は傾斜20度。改善点を踏まえてスタート。伐倒方向は5僂里困譴能だ気垢襪海箸でき、また受け口の深さ角度は引き続き満点を頂き、課題としていた追い口の水平とツル幅でも満点を頂きました。ですが制限時間に間に合いませんでした。今後はスピードも意識し取り組んでいきたいと思います。

今回の調査を通し、意識するだけでも自身の成長につながることを、この場で痛感しました。2回目の調査では1100点中890点を頂き先生方からも「よく頑張ったね」と言われ、夏の悔しさをバネに「今まで取り組んできてよかった」と思いました。常に立木1本1本に自身のベストの能力で伐倒できるように、向上心を持ち引き続き課題解決に取り組んでいきたいと思います。


9葉樹伐倒
今まではスギをメインに伐倒を行ってきましたが、初めて広葉樹の伐倒。伐倒樹種はシイタケ栽培にもよく使用されるナラです。広葉樹は重心もどこに傾いているか判別が難しく、枝の張りも強く掛かり木になりやすい。そして伐倒の際にさけ上がりも労働災害にもつながる危険性があります。


まず初めに立木の重心をしっかりと読み取ることツタがらみが無いかを確認しました。

そして掛かり木にならないように、正しい手順で伐倒と行いました。受け口をスギよりも大きく作り、さけ上がらないように芯材の部分を切るなど様々な知識と技術を学びました。ですがやはり頭で理解していても、自身の技術不足で掛かり木をつくってしまいました。ですが掛かり木の正しい処理方法を再確認することができ自身の成長につながりました。

そして今回はシイタケ原木の生産も行うということで、径級6cm〜16cmまでを使用し長級90cmに造材を行いました。2日をかけ約90本ほど生産しました。

 

研修を通し、広葉樹をメインに伐倒している方々のほど技術の凄さを知り、知識もなく伐倒作業することの危険性を痛感しました。ですが適切に処理を行えば、安全に作業を進めることが出来る。その為には長年の知識と経験が必要だということにも気づきました。さらなる技術向上を目標に取り組んでいきたいと思います。

 

今回は自身の研修を通し、多くの課題を見つけることが出来ました。

課題があることによって自身の進むべき道が見え、さらなる向上心が芽生えてきました。残りのアカデミー生活を悔いなく楽しく過ごしていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!!
 

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