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いわて林業アカデミー受講レポート20 熊谷亮祐編

いよいよ2月も後半戦。

出会いと別れの春が近づいてきましたね……。

卒業を控えた学年のみなさんは、新生活にむけて引越しなどで慌しくなる季節です。

当組合からいわて林業アカデミーに派遣している3名もいよいよ1年間の研修が終了間近。3月12日には卒業を控えています。

……というわけで、3人交代で執筆しているこのレポートも熊谷の当番はこれが最後!

広報担当は、4月からも職場の様子を報告してもらおうかと画策中ですが、アカデミー生として登場するのはこれがラストですので、最後までお読みくださいね!

 


皆さんこんにちは。熊谷です。
林業アカデミーの修了も近くなって来ました。私のレポートは今回で最後となります。一年間ありがとうございました。

現場は釜石と比べ雪も多く、足元など条件が悪い中での実習も続いていますが、研修もラストスパート。最後まで頑張って研修に取り組みたいと思います!

 

林業アカデミーでは今まで習った技術を使い、仕上げの実習をしています。
森林経営計画で学んだ内容を生かし作業計画を自分たちで立て、その計画に従い現場作業を
進めています。

今回は遠野で馬搬の見学もありましたので触れていこうと思います。

/肯啖弍跳弉
現場を測量したデータを使い鋸谷式間伐を想定した作業計画を立てました。

実際に現場に出向き間伐後に残したい木にテープで印をつけ、バーテクスで樹高を計りデータを集めました。

鋸谷式間伐は適切な間伐時期を逃した山の為の間伐なので資料を参考に強度の間伐を計画しました。

細り表や専用のエクセル表等の資料を使って間伐の本数や材積を調べました。
現場に生えている木のなかで何本間伐が必要か、間伐した木の一本から何本分の木材が取れて、更にその材積がどのくらいあるのか等を調べました。

その後は、現場の地図を書き、そこにどのような重機を入れるかを考えたり、リスクアセスメントを行ったりして、作業方法や安全作業について作業班で話し合いました。

今回は表や数字を扱う必要があったので、正直な所苦手意識が先行したものの、何事にも挑戦という気持ちで頑張って電卓と計算表に向き合いました。
今までの研修はあらかじめ決められたチェーンソー作業や重機作業をこなす内容のものが多かったので、最初からすべて自分たちで考えて決めるということはとても新鮮でしたし、事業を行う上での流れを勉強できたことは、今後現場で作業する上で大きな力になると感じました。

 

間伐作業
作業計画を立てた現場で作業を行っています。
今回は杉をメインで伐倒しています。
かかり木等ないように伐倒方向を決め作業を進めていきます。

今回の作業は伐倒→集材→造材と一連の流れで進みます。
重機も現場に入り、班で役割分担をしながら作業をしていくので、朝の段取りや危険予知活動などのコミュニケーションを大切にしています。

研修の日は雪が積もり作業も雪を意識したものになりました。


主に伐倒する立木の足元を除雪したり追い口や受け口などチェーンソーの刃があたる部分の雪を落としてチェーンソーでの作業が見やすくなるよう心がけています。

伐倒ではかかり木を作らないよう、伐倒方向を決め、慎重に伐倒作業を進めています。
ガンマークを見てしっかり受け口を作ることやツル幅、ツル高さなどを意識することで正しい方向に倒せるよう、練習を重ねています。

大きなアカマツを伐倒する機会もあり、様々な経験ができる研修になっています。

また、集材作業ではスキッダのワイヤーを使った集材作業を行っているので、ワイヤーの内角に入らないことやスキッダのオペレーターと呼子やハンドサインで連絡合図をとることで安全作業を心がけています。

間伐作業はもう少し続くので、引き続き気を引き締め、有意義な研修をしたいと思います。

 

で枠
遠野で馬搬を見学してきました。
とてもかわいいですね。


750kgと大きい馬なのですが、狭い山の中でも小回りが利いていました。

馬搬のトレーニングを積んでいるので、チェーンソーの音にも驚くことなく、斜面なども登っていく力もあるようです。

手綱で右左に馬を動かしながらするすると材を運び出す姿はとても逞しく、古き善き林業の姿を感じることができました。

 

林業アカデミーでの授業は3月まで続きます。
研修も残り少なくなって来ましたが、最後まで気を緩めず勉学に励みたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
 

 

 

 

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