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2月26日の新聞記事についての補足説明

今朝の河北新報に当組合も取材に協力した記事が掲載されました。

⇒ https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190226_33008.html

 

当組合では山林のまとまった面積の立木をすべて伐る皆伐は行わず、間伐を繰り返す施業を行っていますが、記事にあるとおり震災後、管内では被災した住宅のローン返済などに充てるため、業者に依頼しご自身の山を皆伐した山林所有者もいらっしゃいます。

記事中の参事のコメントにもあるように、被災された状況で生活再建のためにはやむをえない判断だと考えています。

 

同時に、地域の山を管理する森林組合として、地域の山林所有者の一人でも多くの方に組合に加入していただき持続可能な山林経営をしていただきたいとの思いで2017年には記事中の<再造林する山主の負担を原則ゼロにする支援制度>を整え、釜石大槌地域の組合員さんの再造林の際に活用し、所有者の負担無しで植林や下刈りといった作業をしています。

この木質バイオマス販売の手数料を積み立てた組合員支援制度「釜石地域森林整備基金」を利用していただくのに必要な森林経営計画を策定していただく取組みを続けてまいります。

 

再造林する所有者の支援策「釜石地域森林整備基金」についてはこちら
⇒ http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=146

この制度は当組合と県森林組合連合会が連携して木質バイオマス販売の手数料の一部を積み立て、森林経営計画を策定した組合員さんの▽植樹の前の地拵え(皆伐した際に残った枝などを片付け、植樹の準備をすること)の費用▽苗木(スギ、ナラ、トチなど)の購入代金▽植樹の費用ーーに充当するものです。

 

また、再造林については、当組合はスギ一辺倒ではなく、山林の条件に応じて多様な樹種の育つ山づくりを目指して針広混交林への誘導を進めています。スギなど針葉樹メインの山林の間伐を重ねことで下層植生が育ち、最後に残ったスギを伐採するころには萌芽した広葉樹が育っています。その自然に生えてきた広葉樹の間に、土地に合った樹種を植えるなどして、シカの食害や下刈りのコストを抑えた再造林を行っています。

 

当組合では現在、SDGs(持続可能な開発目標)の指標を導入した組合運営にむけて研究を重ねています。
地域の山林を後世に引き継ぐため、森林経営計画の策定にご協力をお願いします。

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