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鵜住居復興スタジアム、木製ラウンジ完成!

 当組合事務所からも近い釜石鵜住居復興スタジアムではティンバーラウンジ(木製ラウンジ)の工事が着々と進んでいることは前にお伝えしましたが、このほど、めでたく完成しました!

 

 木製ラウンジには、上閉伊地域復興住宅協議会が建てる「スクラムかみへい住宅」のモデルのひとつでもある「森の貯金箱」プロジェクトの工法が採用されました。被災した方々に安価な住宅を提供するために開発した「森の貯金箱」は、当組合の管内である釜石・大槌町から出る細めのスギの間伐材を10.5センチの角材にし縦方向に連結しパネル化したものです。

(木質ラウンジ3階部分の室内。壁はすべて10.5角材を連結=左/スタジアム裏から見た外壁)

 

住宅むけには間伐材を使ってきましたが、今回はスタジアムの施主である釜石市のご厚意で、2017年5月に釜石市尾崎半島で発生した林野火災被害木を活用させていただきました。

 

加工は、上閉伊郡(釜石市、大槌町、遠野市)の製材所や加工施設でつくる上閉伊地区木材流通協議会(事務局:釜石地方森林組合)で行いました。

 

スタジアム正面から見ると、木製の建物は2フロアに見えますが、実はその下(観客席の裏のほう)にも1フロアあり、計3フロアに大小8つの建物が並んでいます。RWC(ラグビーワールドカップ)2019開催時には来賓が観戦するVIPルームのほか、運営本部やメディア関係者が利用する部屋などとして活用されるとのことです。

(3階のVIPルームからはスタジアムの芝が一望)

 

この木製ラウンジには林野火災被害木200立方メートルが使われています。

このほかすでに完成している

トイレ棟

木製シート

ーーなどにも同じく林野火災被害木310立法メートルを使用しており、スタジアムの建設によって計510立法メートル

の丸太メートルが活用されました。

林野火災現場に多く立っていた樹齢50年の丸太でおよそ1300本ほどの量です。

丸太が流通することで、火事に遭った山林の所有者の経済的な損害を食い止めることができます。

 

「スクラムかみへい住宅」のひとつとして始まった森の貯金箱は、復興のシンボルである釜石鵜住居復興スタジアムにふさわしいものだと当組合では自負しております。

この木製ラウンジ、木製シートをはじめ木のぬくもりにあふれたスタジアムは釜石市や工事関係の皆さんの汗と涙と知恵の結晶。

まさに関係者のスクラムの賜物です。

今年のラグビーワールドカップに世界から訪れる皆さんに、三陸釜石の海と山の資源を感じていただけるスタジアムです。

 

スタジアムの近くでは、三陸鉄道鵜住居駅前に完成した「鵜の郷交流館」と「いのちをつなぐ未来館」のテーブル椅子、鵜住居駅ホーム上の待合室ベンチにも林野火災被害木が活用されています。

 

個人の方ご注文の家具や企業様の木製ノベルティとして加工することもできますので、林野火災被害木の活用についてご関心のある方は釜石地方森林組合(0193-28-4244 高橋、手塚)までお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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  • 2019/04/12 2:39 PM
   
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