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若手職員 木こり修行日誌3 東梅編

 「いわて林業アカデミーレポート」の終了後、6月から始まったこの「木こり修行日誌」。

当組合の若手3名が交代で現場作業の様子をご報告しています。

今回は、東梅が間伐現場や林野火災復旧など複数の現場で作業した様子をお伝えします。


皆さんお久しぶりです。東梅和貴です。

気づけば8月になり、30℃を超える猛暑日が続き熱中症には気を付けて仕事に励んでいます。

今回のレポートでは、現在行っている業務内容を報告させていただきます。

 

●間伐

まず1つ目は間伐作業です。間伐とは樹木の生長につれて樹間が混んできたとき,不適当な樹木を切り,残った樹木に十分な陽光と空間を与えることです。間伐をせずに放置すると全体的に肥大と生長が阻害され,また枯木や被圧木も生じてしまいます。

 

まず初めに伐倒木を選定することからスタートしました。これが意外と難しい。木と木の間隔を考えること。角度によっては確認できない劣勢木を見落とさないように360度しっかりと確認すること。また森林所有者に少しでも還元できるように状態の良い木も選定するなど、1つの作業でも様々なことを考えながら作業する難しさを痛感しました。

 

その後は、材を出すために必要な作業道を作成する上で支障になる立木の伐倒作業を行いました。

伐倒の際は重機のウインチなどを使用し、オペレーターとしっかりと合図を取り合い安全な作業を心がけました。大径木も上手く伐倒できた時はとても達成感がありました。

 

その後は指導員の指示をしっかりと聞き、間伐作業を行いました。小径木の伐倒が多くクサビなどを使用し伐倒を行いまいたが、少しでも伐倒方向を誤ると掛かり木をつくってしまうことが何度もありました。その際も適切な処理方法を学びました。

 

間伐作業終了後は土場に戻り造材作業。材の曲がりの確認。腐れやフシなどをしっかりと判断し2mか4mに造材します。先輩方は瞬時に材の状態を判断する凄さを目の当たりにしました。

 

色々な事を感じ学び気づけば1つの山の作業は終了していました。

その後、森林所有者からは「ありがとうございます」と言われ、本当に達成感と「もっと上手くなりたい」いう向上心が生まれました。

 

●尾崎半島林野火災復旧作業

2つ目は尾崎白浜地区で発生した林野火災からの復旧作業です。

2017年5月8日に発災した釜石市尾崎半島の林野火災は、被害面積約413haと言う全国的に見ても大規模な火災となりました。久しぶりに行くこともあり「どんな状態になっているんだろう?」という気持ちがあり、実際に見ていると多くの技術者と地域の方々全国各地の方々のご支援あり私の目の前には生き生きと育つ苗木の姿がありました。

ここまで来るのに「どのくらいの方々の手が入り、どのくらいの苦労があったんだろう?」と考えてしましました。それと共に「自分が出来る事をやろう」と自然と思いました。

 

私が行った作業は地拵えと沢上げです。

地拵えとは、伐採後に取り残された木の根や枝などを整理して新たな苗を植栽できるように土地を整理する作業のことです。地の状況をしっかりと把握し「ここは苗木が植えやすい」や「ここは岩場だから植えにくい」など植林する職人さんのことを考えながら作業することを心掛けました。

 

また沢上げとは、山の沢に枝葉など蓄積してしまうと水の流れを妨げ大雨などが降った際に氾濫してしまいます。また海に枝葉が流れてしまうことによって多くの漁業者に迷惑をかけてしまします。このことから沢の枝葉を上げ自然な水の流れを生み出し海に流し込むことが目的です。

 

ここでは重機を使用し作業をしました。久しぶりの重機操作ということもあり、まずは始業前点検を行うこと。一日の作業内をしっかりと把握し作業すること。班のメンバーと合図徹底を心掛け安全作業を心がけました。

 

はじめは操作にもなれず作業が進まない事に焦りもありましたが、日に日に少しずつですが操作にも慣れ無事に作業を終えることが出来ました。

1つ1つの作業を丁寧にすることによって、次作業に入る方々は気持ちよく作業を進めることを今回の作業を通して学ぶことができました。

そして丁寧な作業続けて来たからこそ、生き生きと苗木が育つこと出来ていることに気づきました。

まだまだ復旧作業は続きますが、地域の方々・全国各地のご支援があり着実に復旧作業は一歩一歩進んでいます。

この場を借りて感謝申し上げます。そして引き続きよろしくお願いいたします!

 

 

ーー以上が、私が現在行っている作業内容です。

これからも適切な処理で作業を行うことを心掛け、さらなる技術向上を目標に取り組んでいきたいと思います!!
 

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