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釜石大槌バークレイズ林業スクール第5期報告会を開催

釜石大槌バークレイズ林業スクール第5期通年コースの報告会を12月15日に開催しました。

今期はバークレイズグループからの支援金を活用して確実に利用できる最終年度ということで20人もの方からのお申込みがあり、安全作業の観点から上限の14人が受講しました。うち7名は、宮城県、秋田県、青森県からの受講でした。

そのうち林業に従事しているかたは2名で、それ以外の方は▽木材を利用するお仕事の方▽山林所有者▽地域の山林の活用を考えているーーなどの理由で受講されました。

 

皆さんの受講したカリキュラム→ https://kamamorikumi.jp/education/ 

 

 

この日は、お仕事でお休みの方をのぞく9名が発表しました。

 

多様な受講生がいらっしゃったので、発表内容も多岐にわたりました。

各人が自分のお仕事やプライベートに森林資源をどうつなげるかという観点で発表してくれましたが、2つほど印象に残った発表をご紹介します。

 

一つ目は、ご自身で山林を所有している方が業務でドイツでシュヴァルツヴァルト(黒い森)に行って「こんな森をつくりたい」と思って日本に戻り、自身の山林に行ってみたとことまったく手入れがされていなくてショックを受けた、というお話。その経験をもとに自身の山林をなんとかしたい!とスクールを受講したとのこと。

スクールに通ううちに、息子さんも森の手入れに興味を持つようになってきたそうで、いつかは一緒に作業したい、と話してくれました。これからは、次世代に森林をつないでいくために、「日曜林業」のような形で山にかかわっていきたいそうです。

 

 

すでに林業に従事している受講生は「スクールに来てみて、林業者でない人がたくさん来ていたのがうれしかった。森林や林業のことを一般の人に知ってもらうことでそこから可能性が生まれてくると思う」と話してくれました。

林業従事者限定の人材育成事業は国でもありますし、間伐などのボランティア養成の活動もさまざま行われていますが、林業者×林業のソトの人が一緒に受講することで、それぞれに学びがあったのだということが伝わってきました。

 

この1年間を通じて、現在の日本の森林の現状と課題を知り、その上で自分に何ができるのかを考え、講師の内田先生や高橋参事、そして受講生同士で学びあうことができたのではないかと思います。

 

 

こちら にも記載しましたが、次年度からは「短期集中コース」をベースにカリキュラムをマイナーチェンジするため、今回のように聴衆を募集する形での報告会は今回が最後となります。

 

(顧問の内田先生と参事からも各人にエールを送りました)

 

林業スクールがあったことで全国から集まった115名の方々と知り合いともに学べたことは釜石地方森林組合にとっても貴重な財産となりました。

このスクールを受講してくださった皆様、指導に当たってくださった方々、そして人材育成の資金をご支援いただいたバークレイズグループさん、本当にありがとうございました。

 

(事務局:手塚)

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