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大槌町放課後子ども教育支援センターでベンチづくり

 地域の子どもたちに大槌町産材に親しんでもらうため、秋田県立大学、大槌町教育委員会と合同で木工ワークショップを開催しました。(少し時間がたってしまいましたが、7月27日のことです)

 秋田県立大学木材高度加工研究所のご関係者や秋田のデザイナーさんの協力のもと、近くの県立大槌高校の生徒さんもお手伝いしてくれて、大槌町放課後子ども教育支援センターを利用している子どもたちといっしょにすてきなベンチを完成させました。

(こちらが完成したベンチ)

 

 今回のワークショップは、東日本大震災後、秋田県立大が大槌町を支援してくださっているご縁で実現しました。

約30名の子どもたちが参加し、ベンチを組み立てたあとで、5色の色を塗って仕上げました。

ひとつひとつが花びらのような形をしたかわいらしいデザインですね! 2個ずつが同じ色なので、2つを組み合わせるとハート型になるんですよ〜。色は岩手県矢巾町で自然塗料をつくっているシオン さんのものです。塗って拭き取るタイプなので、木目がきれいに見えます。子どもたちは色塗りに夢中になって顔に塗料をつけている子たちもいました(笑)

 

 こういった体験をつうじて、地元の木や山に興味を持ってもらえるとうれしいです。

参加してくれたみなさん、秋田のみなさん、ありがとうございました!

(広報担当:手塚)

プロントコーポレーションの整備活動

 例年、大槌町で活動してくださっているプロントコーポレーションのみなさん。7月12日には、同社のみなさんが一昨年に植樹をした吉里吉里保育園周辺の斜面の下刈り&整備作業を行いました。

 植えていただいたヤマザクラやつつじのまわりに生い茂った雑草を下刈り用の鎌で刈っていきました。

暑い中での作業になりましたが、みなさん休憩も短めで一生懸命作業してくださいました。

プロントコーポレーションの皆さん、ありがとうございました!

(広報担当:手塚)

UBSファミリーボランティアの受入を行いました

 東日本大震災後に釜石市を支援してくださっている、スイスに本拠を置くグローバル金融グループUBSの社員とご家族によるファミリーボランティアのみなさんが7月28〜30日に活動を行いました。

 当組合は、市内の橋野地区の 三陸駒舎 と連携して、間伐現場の見学⇒間伐現場に残った枝を馬場用のチップにするという体験活動をご提供しました。三陸駒舎は古い民家を利用して2頭の馬を飼い、馬が仮設住宅で暮らす子どもたちを癒すホースセラピーなどの事業を行っています。 

 当日はあいにくの雨でしたが子どもたちは元気いっぱい。最初に、市内箱崎地区の間伐現場に行き、チェーンソーによる伐採と林業機械が決まった長さに丸太を切っていく作業を見学しました。

(機械による作業を真剣な表情で見つめている子どもたち)

 

 そして、ここからが本番!

馬場用のチップにする枝を集めました。

枝に葉がついていると、チッパーに引っかかってしまうので、子どもたちが集めて、大人がのこぎりで葉を落とすというように役割分担をしながら作業しました。

 

 お昼は、三陸駒舎で、地元のお母さんたちによる郷土料理をいただきました。子どもたちは、わらびや野菜の煮物を「おいしい!」と言っておかわりして食べていて、お母さんたちも喜んでいました。

 

 午後からはチップ作り。子どもたちが枝を当組合の参事に渡してチッパーに入れていきました。

作業のあいまに、子どもたちは交代で馬と交流するプログラムも楽しんだとのこと。

途中、チッパーに枝が詰まってしまい、みんなに退屈させてしまって申し訳なかったです。反省。

 

こちらの写真の白っぽいのが今回つくったチップ。馬がこの上を歩いたり、寝転がったりします。

自分たちががんばってつくったチップが馬場に使われる、というめったにない経験をしていただけたとおもいます。

 

UBSの社員、ファミリーのみなさん、ご参加ありがとうございました!

(広報担当:手塚)

県立釜石高校からの苗木募金

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災からまもなく3ヶ月たちますが、市内外のさまざまな個人、団体から寄付のお申し出や植樹活動のお問合せなどをいただいています。本当にありがとうございます。

 

 釜石市立釜石小学校の児童のみなさんからの寄付について報告しましたが、今度は県立釜石高校生徒会メンバーが生徒のみなさんから寄付を集めてくれました。当組合の久保知久代表理事組合長と参事の高橋、広報担当の手塚とで受領とお礼に行ってきました。

 

 生徒会メンバーはこれまでにも昨年の台風10号被災地や熊本地震の被災地にも、校内で募金を集めて寄付したとのこと。今回もメンバー内からの提案で「地元の火災だし、少しでも力になれれば」と募金活動が決まったそうです。7月中旬の1週間、毎朝、昇降口で集めてくれました。

 久保組合長は「みなさんの応援のおかげで、自分の山を復旧させようと考える所有者も増えてきています」とお礼を述べました。

 

 メンバーの皆さんには、組合から被害の概要や焼けてしまった木材の利活用についても説明させてもらいました。

所有者である組合員さんは木を植えて育てるために時間とお金をかけており、焼けた木を伐採して販売しないと経済的なダメージが大きいことなどをお話しました。

 

 また、今のメンバーの任期は来年7月まで、ということで、ぜひみなさんが寄付してくれたお金を使って植樹をするさいには、釜石高校のみなさんにも加わってもらえれば、という提案もし、みなさんにも興味を持ってもらいました。

釜石高校のみなさん、本当にありがとうございます。

(広報担当:手塚)

苗木募金箱設置 〜三陸鉄道南リアス線 釜石駅

 釜石市のおしゃれなカフェkikuyoshi さんにつづき、三陸の住民の足として、またさまざまなお酒や食事が楽しめる企画列車でもお馴染みの三陸鉄道 の南リアス線(釜石ー盛)の釜石駅にも、苗木募金箱を設置していただきました。

(ちょうどスタッフの方がブースの外で接客中で、さみしい写真になっていますが、明るい笑顔の駅員さんが対応してくださいました)

 

 2014年に南北ともに全線開通を果たした三陸鉄道。北リアス線と南リアス線の間の宮古ー釜石間は震災前、JR山田線が走っていましたが、三陸鉄道が運営を引き継ぐことが決まっています。2019年のラグビーワールドカップ開催時には、釜石駅ー鵜住居駅間はたくさんの外国人やラグビーファンでにぎわうことまちがいなしです!

 それだけでなく、震災や復興について学習するための列車や「フロントライン研修」といった被災地への交流人口の拡大にもいちはやく取り組んできた三陸鉄道には全国にファンがたくさんいらっしゃるので、宮古ー釜石間が開通すれば、内陸や青森、宮城からももっとたくさんの観光客が来ることが期待されています。

 

 これからの観光シーズン、釜石駅をご利用予定のかたもいらっしゃるかと思いますので、募金箱を目にしたらぜひご協力をお願いします。(設置期間は、8月末までを予定しています)

<施設情報>

三陸鉄道南リアス線 釜石駅

住所   釜石市鈴子町22−5/電話 0193-22-1616

詳細   釜石駅公式サイト 参照

 

釜石小学校児童のみなさんから苗木募金寄付

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災から2ヶ月たちましたが、市内外のさまざまな個人、団体から寄付のお申し出や植樹活動のお問合せなどをいただいています。本当にありがとうございます。

 

 これまで、釜石市やともに隣接の遠野市、大槌町の団体から苗木購入の寄付金をお預かりしてきましたが、今度は釜石市立釜石小学校の児童さんたちからご寄付いただき、当組合の久保知久代表理事組合長と広報担当の手塚とでお礼に行ってきました。

3人写っている児童の両側2人が募金集めをしてくれた6年生の児童会事務局メンバー。ふたりとも笑顔がすてきなしっかり者!

真ん中は募金してくれた1年生です。(学校の許可をいただき掲載しています)

募金活動は、6月28〜30日にかけて行われたとのことで、児童会のメンバーが朝、昇降口のところに立って、登校するみなさんに募金を呼びかけてくれましたそうです。

 

 そこで集めた4万2214円を先日、PTAの方が森林組合事務所に持ってきてくださいました。

 PTAの方のお話によると、林野火災の翌日は釜石市内も火災の煙が充満していたため、子どもたちもとても心配していたそうです。また、いまの高学年の子どもたちは東日本大震災のときにすでに物心がついていて、全国や世界からのたくさんの物資やボランティアの人たちに助けられたことを憶えているので、震災後にどこかで災害が起こると親身になって心配し、これまでにも自発的に募金活動などをしてきたということです。「高学年が1年生や2年生にも助け合いの大切さを教えてあげているんですよ」とのお話でした。頼もしいですね!

 

 児童会のみんなからも「このお金を焼けてしまった森の再生に役立ててください」と激励してもらいました。

せっかくのご縁ですので、植樹活動が始められるようになったら、ぜひ小学生のみんなにも苗木を植えてもらうような機会をつくりたいと思っています。

 

 釜石小のみなさん、PTAのみなさん、本当にありがとうございました。

(広報担当:手塚)

平成30年度新規新卒職員(林業技術スタッフ)を募集します

 釜石地方森林組合では、来年4月1日から現場で間伐や森林整備作業を行う職員(正職員)を募集しています。   

林業は、体と頭を使うやりがいのある仕事です。ご応募お待ちしております!

職  種  林業技術スタッフ

職務内容  森林保全のための植林、下刈り、間伐などの森林保育作業

      木材販売のための伐倒、作業路開設等

      組合員の森林保全のための企画、営業に付随する補助業務
      
勤務場所  釜石市・大槌町全域(原則、事務所出勤後、組合車両により現場まで移動)
募集人数  2名
採用時期  平成30年4月1日より採用
資  格  高卒、大卒ともに卒業から3年以内
条  件  普通運転免許
待  遇  給与:月給制
      大卒17万3000円
      高卒14万6900円
      賞与:あり
               職務手当:あり
      技能職手当:あり
      扶養手当:あり

      通勤手当:あり(上限2万円) マイカー通勤可(駐車場あり)

      各種資格取得制度あり(組合負担)

      研修制度あり(初年度は「釜石大槌バークレイズ林業スクール」の受講を義務付ける)

休  日  日・祝・隔週土

福利厚生  社会保障あり


採用試験 筆記試験、作文、面接
応募期間  9月1〜30日
試験日  10月17日
採用決定 10月31日

希望される方は、履歴書を森林組合事務所(下記)まで持参または 郵送してください。

受理した後、応募期間終了後に、履歴書掲載の連絡先に電話にて時間と会場をご連絡します。

応募したにもかかわらず10月7日までに連絡がない場合は、下記問い合わせ先にお尋ねください。

 
●その他
職員数  20名
現場職員平均年齢 38.9歳(平成29年4月現在) 

 

※応募前の職場見学を歓迎します。お気軽に下記にお問合せください。

 

■お問合せ先
釜石地方森林組合 (担当=参事・高橋)

〒026−0302

釜石市片岸町1−1−1

電話0193・28・4244

メール kamamori07●kamamorikumi.jp (送信の際は●を@に変えてください)

(電話受付時間 平日9〜17時)

 

 

職場のリーダーからのメッセージ 

(参事 高橋幸男)

 

 

みなさんは森林、林業どんなイメージをお持ちでしょうか?身近に存在す
るものの、一番遠くに感じられているのが現状だったのではないでしょうか。東日本震災後、福島第一原発事故に端を発し、再生可能エ
ネルギーへの関心が高まるとともに、自然環境に対する認識が見直されています。特に森林の持つ防災機能や資源としての役割がクロー
ズアップされてきています。

一方で、一度は産業としての地位を失い欠けた林業は、担い手の高齢化が急速に進み、膨大な森林を適正に管理する力が弱くなっており
ます。釜石地方森林組合はそのような課題に取組む20代30代の若手職員を増員し、取組んでおります。(平均年齢38歳)

先人のつくりあげた森林は、長い間地域を見守り続けています。その森林受け継ぎ、環境保全を担いながら地域と共に歩み続ける新たな
森林業を創るため、若い力がもつアイデアと行動力が必要です。自分の可能性を試せる絶好のチャンスです。
私たちと一緒に働いて、自分の力を試してみませんか。

 


先輩職員の声

(現場技術スタッフ:佐々木康佑)

 

 盛岡の大学を卒業して新卒で釜石地方森林組合に就職しました。大学在学中に東日本大震災があり、地元に帰って地域のためになるこ
とを何かやりたい、と思い仕事を探していたところ、森林組合の求人を知り応募しました。

 自分は、就職して以来、組合員さんの山林でチェーンソーで木を切ったり、切った丸太を運び出すという仕事をしています。2年目か
らは「高性能林業機械」という重機を使った伐採作業も行っています。30メートル近くある1本の木から、2メートルとか4メートル
といった規格別に何本かの丸太をつくるのですが、時期や市場の動向によって同じ規格でも値段が変動します。切る人の技術や知識、経
験によって、販売金額が変わってくるという責任重大な仕事ですが、そこにやりがいを感じます。

 また、木は1本ごとに枝葉の付いている向きや曲がり具合が違うので、それを考えて安全に効率よく作業するのかを考えるのも楽しい
です。前はできなかったことがスムーズにできるようになったりすると、自分の成長を実感できます。

 いまは自分は入ってまだ4年目なので自分の班の班長に当たる先輩職員の指示に従って作業をしていますが、自分がその立場になった
ときにどんな指示を出したらいいのかを考えながら日々、作業しています。
 

釜石大槌バークレイズ林業スクールオープンセミナー「林業経営と広葉樹の活用」を開催しました

 レポートが遅れましたが……

6月24日に、釜石大槌バークレイズ林業スクールオープンセミナー「林業経営と広葉樹の活用」を開催しました。

今回の講師は

田中崇仁さん(バークレイズ証券株式会社ディレクター =経営企画担当)
高橋幸男(釜石大槌バークレイズ林業スクール校長、釜石地方森林組合参事)
米沢健さん(岩手県森林組合連合会木材センター/共販グループ長)
藤島新さん (藤島製材工業取締役)

ーーの4名。

 

 前半は、広く「林業経営」をテーマに田中さんが講演。

田中さんはマッキンゼーにも勤務した経営コンサルタントの視点から「森林林業白書」を読み解きました。詳細は昨年登壇していただいた時のレポートに記載しています。昨年も登壇していただきながら今回も来ていただいたのは、昨年度の「通年コース」受講生の多くが1年間の修了時の発表で「田中さんの講義が印象に残った」と話していたこともあります。近年「林業は成長産業」などと言われますが、現実はなかなかそううまく成長産業にはなっていません。田中さんのお話を聞くと、林業の知識がない人でもその本質的な理由が分かる、ということで今回もお招きしました。

 昨年度の講義の内容に、林野庁職員向けにレクチャーをした内容や質疑応答の内容も加えて、さらに盛りだくさんな講義になっていました。田中さんのたくさんの論点の中で、林業経営を考える上で、

「長期的な打ち手と短期的な打ち手を(切り分けて)考える必要がある」

「『林業』だけを考えていてもダメ、製材から加工までのバリューチェーンの全体を見ないと業界の全体像はとらえられない」

ーーなどの指摘は、まさにその通りだと思いました。

 じつは、当組合が地域の製材所さんなどとつくった「木材流通協議会」も、田中さんたちと一昨年に行ったワークショップや視察がきっかけに誕生したものです。あらためて、活動の実践への意欲が湧きました。

 

 午後からは、県森林組合連合会の米沢さんと藤島木材工業の藤島さんのお話。

米沢さんは長年、県森連の木材センター(岩手県矢巾町)で広葉樹を観てきた立場から、岩手県から産出するさまざまな樹種についてその木材としての特徴や最近の金額的な傾向(値段の上下)を紹介してくれました。

「高価な材」というイメージのケヤキが実は近年は価格が下がっていることなど、一般の方はあまり知らなかったかもしれませんね。またサクラなど身近な木材が高値で取引されていることなども紹介されました。

 また、一般には「節があると価値が下がる」と思われている木材ですが、ほかにも「こんな丸太は安くなってしまう」という欠点についても解説してくれました。長い時間をかけて育った木でも少しの違いで値段が全然違ってきてしまうんですね。

 

そして、最後は藤島さん。

藤島木材工業は北秋田市に本社があり、先に講演した岩手の県森林組合連合会から毎年たくさんの広葉樹を購入している、ということで今回お招きしました。同社は、国産材とドイツなどから買い付けた外材(いずれも主に広葉樹)の乾燥から加工までを手がけている会社です。藤島さんのお祖父さんが立ち上げ、現在はおば様が社長を務め、ご家族を中心に50名以上の社員がいます。

 岩手から10種類近い樹種の広葉樹を買い付け加工しているということも驚きでしたが、同社が岩手から買い付けた材がJR秋田駅構内に使われているというのも驚きでした。岩手の材が秋田の玄関口にも採用されているんですね!

 乾燥させて製材した板材を家具や楽器用に販売すると同時に、広葉樹のフローリングとして加工し工務店などに販売している、という同社。藤島さんはたくさんの写真を使いながら、原木の仕入れから乾燥、製材、加工がどのように行われているかを解説してくれました。広葉樹の集成材の製造過程も興味深いものでした。

 「高付加価値の商品を短納期で」が同社もモットーということで、同社ならではのユニークな製品が秋田空港や盛岡駅フェザンのショップ(アパレル)などに使われています。リノベーション物件やおしゃれな新築物件の写真もたくさん見せてもらいました。

 

 印象に残ったのは、国産の広葉樹の価値が国内で認められ需要が増えてくるにつれ木材への価値観も多様化してきた、という藤島さんの分析でした(だいぶざっくり要約していますが)。国産の広葉樹は、外材や国産の針葉樹に比べると、曲がりなどの個性が強かったり、木ごとに特徴があったりしますが、そういった広葉樹を使ってみたい人やセンス良く使いこなせる方が増えてきているのかもしれません。

 最後には、「秋田杉」のご当地ということで、スギ活用の家具プロジェクトについても紹介してくれました。こちらもデザインがかっこいい家具でした。

 

 午前中のシビアな経営の話から始まり、「高付加価値を短納期で」を実現する木材加工の現場からのお話を聞くことで、希望も持てた一日でした。

 

 田中さん、米沢さん、藤島さん、そして、参加者のみなさん、ありがとうございました。

 

(釜石大槌バークレイズ林業スクール担当:手塚)

 

釜石市尾崎白浜・佐須地区林野火災説明会を開催しました

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災で被災した山林の復旧について考えるため、山林所有者さんへの説明会を6月29日に尾崎白浜コミュニティ番屋で開催しました。

 釜石市からは樹種別の被害面積など被害状況について説明し、岩手県沿岸広域振興局からは現地調査の写真を使いながら区域ごとの被災山林の状況を報告しました。

 

 その後に、

・被害木の伐採(補助事業としては「特殊地拵え」)と搬出や植林、シカ柵の設置、下刈り、などの事業には現状で、かかると見込まれる費用の少なくとも68%が補助されること

・釜石市が補助のかさ上げを検討していること

ーーなどが説明されました。

 

 当組合からは

・一番被害が激しい区域から丸太30立方程度を伐採して、サンプルとして搬出し、すでにそのうち6立方(18本)を大槌町の上田製材所に購入頂き、試験的に製材をしてもらうこと

・県内外から焼けた木材の取引について問合せをいただいていること

ーーをお伝えし、

焼けた木も補助金を使って伐採し搬出すれば販売収入が見込めることを強調しました。(所有者の持ち出しはなく、収入が期待できます)

 

 参加者の方々からは、「長年育ててきたのだからいくらかでも販売してほしい。でないと先のこと(植林等)は考えられない」

「林道(作業道)があって消防車が入れれば被害はここまで広がらなかったのではないか」「伐採が遅くなれば木の価値は下がる。早く作業に着手してほしい」「漁業のことを考えて落葉する広葉樹も必要だ」などの声が上がりました。

 

 当組合では、販売先の開拓を急ぐとともに、伐採・搬出の方法や費用などについて組合員さんの相談に取り組んでまいりますので、ご質問は高橋(0193・28・4244=釜石地方森林組合)までお気軽にご連絡ください。

 

広報担当:手塚

苗木募金箱設置 〜cafe kikuyoshi(釜石市)

 5月8日に発生した釜石市尾崎半島の林野火災に関連した情報です。

 

 岩手県内を中心に各地から寄付金をいただきましてありがとうございます。

本日、6月28日から釜石市内中心部の「cafe kikuyoshi」さんにも募金箱を設置していただきました。

 kikuyoshiさんは、東日本大震災のあと、市内中心部にオープンした人気のカフェです。ウッディーな店内の雰囲気、そしておいしいコーヒーやお食事で、若者から年配まで広い世代でにぎわっています。経営する武井さんご夫妻の人柄、釜石にはめずらしい無料のwi-fiも人気の秘密です。

 

 募金箱はレジの横に置いてありますので、ご協力頂ける方は、お帰りのさいにお願いします。

 

<店舗情報>

cafe kikuyoshi

住所   釜石市只越町2−1−16(ホテルルートインともりのやの間)/電話 0193-22-4548

営業時間 11:30〜20:00/おおむね火曜日定休

 

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