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【締め切り延長 19日まで!】釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期Bコース>

 10月8日〜12日に行う<短期集中Bコース>の受講生募集ですが、キャンセル発生に伴い、追加で2名募集することにしました!

 

<短期Aコース>の参加者からは「林業の基本を知ることができた」といったスクールの感想のほか「釜石の農山村の暮らしを体験しながらの合宿が楽しかった」とのコメントもいただきました。

 

カリキュラムなどの詳細は、釜石地方森林組合サイト内の「釜石大槌バークレイズ林業スクール」のページをご覧の上、必要事項を記載し、サイトからお申込ください。

http://kamamorikumi.jp/education/curriculum.html

 

・このスクールは英国の金融機関バークレイズグループのご支援で、受講料は無料で実施しております。参加者の釜石までの交通費や宿泊費は自己負担となりますので、ご了承ください。

・宿泊先は、釜石市内の施設を主催者で手配しております。宿泊費は3500円程度です。

釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期集中Aコース>を実施しました(前半)

 これまで何度となくご紹介してきた釜石大槌バークレイズ林業スクール<短期集中Aコース>。

終了しひと段落したころに台風10号が襲来したため、ご報告が大変遅れてしまいました。

 

●1日目 <講義とグループワーク>

午前中は、

・「釜石大槌バークレイズ林業スクール」校長で、釜石地方森林組合参事の高橋から、当組合の東日本大震災後の取り組みや、震災前からの集約化施業、間伐の意味などについて説明

・スクール顧問で「森と木の技術と文化研究所」の内田健一さんから、日本の林業の現状、課題についてを解説

午後は、

・都留文科大の高田研教授によるコミュニケーションとリーダーシップを体感するグループワークを実施

受講生の宿舎は、市内橋野地区の古民家をリノベーションした施設です。

(こちらは台風10号での被害はなく、集落の復旧作業のボランティアの拠点になりました)

初日ということで、地元の料理を体験し、受講生と当組合の職員とで顔合わせを兼ねて交流しました。

 

●2日目 <林業現場の作業の安全/刃物、チェーンソーの扱い>

いよいよ林業スクールの本番。林業で労働災害が多いとされている要因や背景、現場で身体に負担の少ない歩き方などを内田先生が説明。作業の基本である刃物についても時間をかけて学習。刃物を知ることは、チェーンソーや伐倒を行う重機の基本を知ることでもあります。もちろん、刃物の構造を知ることで初めて、研ぎ方も分かります。奥深い刃物の世界。

(鉈の研ぎ方を解説)

刃物を実際に使ってみた後で、チェーンソーの目立て(刃を研ぐ)の仕方などを習い、チェーンソーで丸太を伐ってみました。

 

●3日目 <測量実習>

 間伐をするにあたってまずやるべきことといえば、測量です(間伐にかぎったことではありませんが)。3日目は、4グループに分かれて測量を行いました。当初、事務所横の河川敷の藪で行う予定でしたが、前の週の雨で冠水したため、事務所の貯木場を測ることに。

コンパスの使い方を習ったらいざ実践。あらかじめ定めた12個のポイントの間の距離や高さの違いなどを各グループで測りました。

 午後はその結果をもとにパソコンで入力。同じポイントを測りましたが若干の差が……。結果について、内田先生や高橋参事から注意点などをお話しました。

 

 

台風10号被害に伴い橋野地区での伐採作業を開始します

 台風10号による岩手県内の甚大な被害については日々、報道されているところです。

当組合でも、釜石市内でもっとも大きな被害のあった橋野地区の県道崩落現場復旧作業の一環で、明日9月6日より、重機などを使った伐採作業に入ります。

この現場では、1車線分がえぐられており、一般車両は現在、通行できません。

 

本日は、作業打ち合わせのため、当組合参事が現地に赴き、現場を担当している建設会社さんの現場監督の方と打ち合わせをしました。

この奥には、橋野地区の一番奥・青ノ木の集落があり、昨年世界遺産になった「橋野鉄鉱山高炉跡」もあります。青ノ木の方の一部は、今日の午前中に、15キロほど下にある仮設住宅(津波で被災した方が入居している仮設)に一時的に避難し、不便な生活を送っています。

 

道路復旧作業のため、道路の山側の木を一部、伐採します。

重機通行の際には、ご迷惑をおかけいたしますが、一日も早い復旧のため、ご協力をお願い致します。

釜石杉 国体キーホルダー発売!

 台風10号の被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、当組合事務所の被害についてご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。9月1日からはほぼ通常に近い形で業務を再開しております。

 

 釜石地方森林組合は、釜石市も会場となっている「希望郷いわて国体」の開催を記念して、釜石の主要な木材であるスギを活用したキーホルダーを9月1日に発売しました。これまで釜石地方森林組合が発売してきた一合枡、「虎舞ラガーキーホルダー」と同じく、売上の一部は、東日本大震災で被災した組合員さんの支援(苗木購入費)に当てる商品です。

実は台風で事務所が浸水した際、事務所内にありましたが、機転を利かせた職員が、商品を避難させたため、難を逃れることがきました。

 

●名称         「釜石杉 希望郷いわて国体キーホルダー」(3種類)

●種類・価格等    価格=600円(税込/3種類共通)

 

<表面>

左下から時計回りに

・ラグビー

・トライアスロン

・オープンウォータースイミング

<裏面>

右下 =3種類共通

 

大きさ =直径48ミリ 厚さ8ミリ

※大きさは紐を除いた木材部分。やすりの仕上げ等によって若干のサイズの違いがあります

※紐はフェイクレザーを使用しています

 

●発売日         平成28年9月1日(木)

              

●販売場所       ヽ石地方森林組合事務所

                               (釜石市片岸町1−1−1)                                   

               ※販売時間 月曜日〜土曜日 午前9時〜午後5時

               ◆屬まいし特産店」(シープラザ釜石内)

               市内の競技会場内出展ブース(釜石振興開発出展)

               

●製品開発の背景

 釜石地方森林組合が所管する釜石市・大槌町のメインの材はスギであるが、スギは日本全国どこででも生産され、おもに建築用材として流通しているため、消費者に向けて差別化するのが難しいという現状があります。一方で、釜石地方森林組合は東日本大震災後、全国からのボランティアの方々の木製避難路づくり(釜石市鵜住居地区)や植樹などの受入れを行ってきた経緯があり、ボランティアからの「何か記念の木製品を」との声に応えて、2015年5月から一合枡、2016年4月からは「虎舞ラガーキーホルダー」を販売、森林体験に来た企業のみなさんなどにご購入いただいています。

今回も釜石地方森林組合が搬出した間伐材(スギ)を使い、地域の障がいを持つ方々の仕事づくりにも役立ちたいとの狙いから、レーザー加工機での加工は、NPO法人「かだっぺし」にお願いしています。

 

 

 

 

釜石地方森林組合の台風10号被害状況について お詫びと御礼

【台風関連ご報告と御礼】
この度の台風10号で犠牲になった方々にお悔やみ申し上げるとともに、被害を受けた釜石大槌地域内外のみなさまにお見舞い申し上げます。

当組合へご心配の電話や差し入れをお持ちくださった組合員さんや取引先の皆さま、お電話やメールを頂きましたバークレイズグループさん、千代田化工さん始めご支援いただいている企業の皆さま、本当にありがとうございます。

 

●当組合事務所について
当組合の状況ですが、8月30日の台風10号の突風で当組合事務所2階の屋根が飛ばされる被害が発生しました。
幸いにも、当時事務所にいた職員も全員無事でした。本来、事務所で組合員さんなどからのお問い合わせに対応すべきところでしたが、午後5時すぎに事務所横を流れる鵜住居川の水位が上がり、危険と判断したことから、全員避難致しました。

翌31日、朝8時前から職員で復旧作業に取り組み、ひとまず1階の事務所部分に入った雨水を排出し、電話などの機能を回復させました。会議室、セミナールームとして利用している2階については、屋根などが完全に復旧するには1か月ほどかかる見込みとのことです。

 

●「森の貯金箱プロジェクト」について
当組合事務所が、被災された方向けの住宅再建プロジェクト「森の貯金箱」の構法を用いていることから、お施主様やこの構法をご検討いただいている方に、ご心配をおかけし、申し訳ありません。現在、プロジェクトにかかわる設計・施工関係者が原因を調査確認しております。お施主様には30日、プロジェクトを構成する企業からお電話を差し上げた上、翌日お伺いして、住宅と組合事務所の構造的な違い(今回の被害は大規模構造物特有の原因が大きいとみられること)などをご説明させていただきました。

 

●視察・森林体験等の受入れ、林業スクールについて
上記の状況をもとに、現在、ご予約をいただいている視察・体験の受入れは予定通り、対応させていただきます。時期によっては工事が入るため若干ご不便をおかけするかもしれませんが、ご理解いただきたくお願いいたします。
また10月実施にむけ受講生を募集している「釜石大槌バークレイズ林業スクール」予定通り実施致します。

 

9月1日からは所内ではパソコンなどの復旧に取り組むのと並行して、管内の震災復興に関係する伐採や間伐を再開しております。要請があれば台風被害の処理も行っていきます。

 

引き続き、応援よろしくお願いいたします!

林業スクール<短期集中Bコース>締め切り迫る! 〜9月9日まで!

 現在、第2期を実施している「釜石大槌バークレイズ林業スクール」。8月19日〜23日には合宿形式で行う<短期集中Aコース>が無事終了しました。(後日、レポートもこのブログに掲載します)

そして、現在、10月8日〜12日に行う<短期集中Bコース>の受講生を募集しています!

定員を超えた場合は、作文の内容などをもとに、受講いただく方を選ばせていただきますので、ご了承ください。

また、電話等で参加の意向を伝えていただいたまま、作文をお送りいただいていない方についても、作文提出をお願いします。

締め切りは9月9日となっております。

 

<短期Aコース>の参加者からは「林業の基本を知ることができた」といったスクールの感想のほか「釜石の農山村の暮らしを体験しながらの合宿が楽しかった」とのコメントもいただきました。

 

カリキュラムなどの詳細は、釜石地方森林組合サイト内の「釜石大槌バークレイズ林業スクール」のページをご覧ください。

http://kamamorikumi.jp/education/curriculum.html

・このスクールは英国の金融機関バークレイズグループのご支援で、受講料は無料で実施しております。参加者の釜石までの交通費や宿泊費は自己負担となりますので、ご了承ください。

・宿泊先は、釜石市内の施設を主催者で手配しております。宿泊費は3000円程度です。

金町学園さんの受入れを行いました

 最近、「箸づくり」の道具づくりに執念を燃やしている当組合T参事ですが、先月のモニターさんによる体験を経て、ようやく、本格的に、箸づくりのプログラムを実施できることになりました。

体験してくれたのは、8月4日に当組合に体験に来た金町学園さんです。

 

 午前中は、間伐現場で、丸太を出したところに残っている枝や葉を集めてもらう「木質バイオマス集材体験」と間伐作業の見学をしました。「木質バイオマス」は、市内の新日鉄住金釜石で、石炭に混ぜて燃やし、発電している、いわばエネルギーの原料ともいえるものです。

すでに間伐をして丸太は出したエリアに入ってもらい、地面に残っている枝や葉っぱをみんなで集めました。

なかなか暑い日でしたが、みんながんばりましたね!

 

 林業の世界では「高性能林業機械」と呼ばれている重機のひとつ「フェラバンチャー」が登場。フェラバンチャーが立木を切る様子を見学してもらいました。金町学園は、聴覚に障がいを持っている子どもたちが多いとのことですが、引率の方が手話で通訳をしてくれたので、みんな間伐の意味や仕事についての説明もしっかり聞いてくれました。

 

作業を見てもらった後は、特別に……。

1人ずつ、オペレーターといっしょに機械に乗って、木を切ってみました。たのしそうですね!

 

 午後からは事務所に戻り、my箸づくり体験です。

当組合では、箸づくり用に、スギ、竹、けやき、クロモジなどの木材を用意していますが、今回はいちばんつくりやすいスギでつくりました。台の溝に木を固定しかんなをかけていきます。3つの溝を使って徐々に形を整えたら、やすりで丁寧に仕上げ、最後に蜜蝋ワックスをかけたら完成! 1時間ちょっとで仕上がりました。

 

普段はなかなか山に入る機会は少ない子どもたちに森や木材に触れ合ってもらいました。

金町学園のみなさん、また来てくださいね!

(体験受入れ担当=手塚)

「千代田の森」で下刈り作業

 5月に千代田化工の社員のみなさんと植樹をした「千代田の森」。7月29、30日に9名の社員のみなさんが下刈り作業の活動をしました。

「下刈り」というのは、いわゆる草刈です。地味に見えますが、一連の林業の仕事のなかでも、もっともきついといわれる真夏の作業です。この春植えたばかりのスギや広葉樹はまだ20センチほどしかないので、まわりを雑草に覆われてしまうと光が当たらなくなってしまいます。苗の光合成を助けるため、炎天下の下、皆さんに作業をしてもらいました。

 

これまでも何度か当組合で活動している方から、今回はじめての方までいらっしゃいましたが、1人1本、大きな鎌を手にみなさん、黙々と作業。「鎌」というと、小さいものを想像しますが、林業用の鎌は、大きく広い面積を刈るのに適しています。苗を間違えて切らないよう気を遣いながら、雑草を刈っていきました。

 

また、作業後の夕方には、当組合が現在開発している家具や木製の小物についての意見交換の時間をいただき、家具の販売ルートやオフィスで使いたい木製小物についてのアイデアをたくさん出していただきました。

 

 今回は、金曜日の午後と土曜日の午前中の計丸いち日分の作業でしたが、約1ヘクタールある「千代田の森」に加えて、その道路向かいにある「みんなの森」(3月に復興祈念植樹をした現場)の一部も刈って下さいました。

 

最後は、この現場の所有者さんとみなさんとで記念撮影。

あいかわらずパワフルなみなさんのおかげで、予定以上に作業が進みました。

千代田化工のみなさん、ありがとうございました!

(視察・体験担当=手塚)

8.27 my箸づくりワークショップを開催します!

釜石地方森林組合では、8月27日(土)に「my箸づくり ワークショップ」を開催します!

 

釜石大槌町の山から切り出したスギを使って、自分のお箸をつくってみませんか?
職員お手製の治具(固定する台)を使ってひたすらカンナで削って、最後に蜜蝋を塗って仕上げます。

お箸をつくるための治具(機材)の関係で、今回は先着5組とさせていただきます。
ご不明な点がありましたら、 tezuka_sayaka@kamaentai.org までお気軽にお問い合わせください。

 

●日時 8月27日14:00〜

●場所 釜石地方森林組合(釜石市片岸町1−1−1)
●参加費 1膳につき1000円
    (ご家族4名で2膳つくる=2000円
     ひとりで2膳つくる=2000円)

●定員  先着5組
●スケジュール
14:00 受付開始
14:10 釜石地方森林組合の復興にむけた取り組みなどに
    ついてのお話
14:45 箸づくり開始
15:30 終わった方から解散

●お申し込み方法
メールで
・代表者氏名
・同行者の人数(中学生以下がいる場合は、それぞれの年齢)
・当日緊急連絡先
ーーを明記し
tezuka_sayaka@kamaentai.org
にお送りください。

林業スクールオープンセミナー「林業先進地スウェーデン、そして日本の森づくり」を実施しました

 7月24日に「林業先進地スウェーデン、そして日本の森づくり」と題して、釜石大槌バークレイズ林業スクール今期第2回目のオープンセミナーを実施しました。

講師は、ニルソン清水恵さんと、当スクール顧問の内田健一さん。なんと、当スクール始まって以来初の海外からの講師です!

とはいえ、ニルソンさんは日本の生まれ育ちですのでもちろん日本語は堪能。日本とスウェーデンの両方を知り尽くしているので、日本にいる私たちにも分かりやすいレクチャーでした。

 先立ってセミナー前の午前中、おふたりとともに、釜石市内で当組合が間伐をしている現場や、この春に植林をした現場へ。

というのも、日本とスウェーデンでは湿度や気温などがまったく違っていて、それに伴って、樹種や植樹にかかるコストがまったく違うため、日本の林業の実情をご紹介しました。

 

そういった日本の状況を踏まえていただき、午後からいよいよ「オープンセミナー」です。

まずは、スウェーデンのほか、ドイツやオーストリアの林業の現場にも赴いたことのある内田先生から、日本と林業先進地の違いについてお話いただきました。

日本とヨーロッパでは、「森」や「林業」にまつわる一般の国民の意識や教育制度が違うことがよく分かります。

 

 つづいて、ニルソンさん。「私と育つスウェーデンの森」がテーマです。

●ニルソンさんプロフィール

ニルソンさんは、日本の外大を卒業後に交換留学でスウェーデンに渡り、日本語教師として勤務した後、農林高校の社会人コースで林業を学びました。その後、同じくスウェーデン国内の製材所に勤務し、今度は国立の農業大学で学びました。スウェーデン人の旦那さんとの間に2児をもうけ、同国中部の森林組合に勤めながら子育てもしています。森林組合では、木質バイオマスを各地に供給するためのオペレーションなどを担当しているそうです。

●スウェーデンの教育

まずは、同国の森林教育について。日本に比べて、教育全般が地方分権が浸透しているそうで、また同時に、民主主義と主体性を重んじる教育ということでした。さらに、高校の時点で「職業コース」「進学コース」がはっきり分かれていて、「職業コース」ではかなり専門的な職業教育を受けるとのことでした。

大学では、学んだことがすぐに現場で活かせるような講義や実習が行われているそうで、こういう点も日本とはだいぶ違う様子です。

●スウェーデンの森林産業

スウェーデンには古くからずっと豊かな森があったのかと思いましたが、じつは産業革命の後に木材需要が高まり、無計画な伐採が行われた時代を経て今に至っているとのこと。1900年代初頭には、皆伐(すべての木を伐ってしまうこと)の後に再造林(植林)が義務付けられたり、皆伐の面積が制限されるなど、森林を守る方向に進みました。

その後には、林業の作業の効率化によるコスト削減や付加価値化の取り組みも進み、現在、林業は一定のステイタスの職業になっているようです。

●スウェーデンのエネルギー

また原油の輸入、原発依存の時代を経て、1980年代には「原発の2010年までの閉鎖」が国民投票で決まり、再生可能エネルギーに舵を切りました。現在のエネルギー自給率は70パーセント。ニルソンさん自身も木質バイオマスの安定的な供給にたずさわっています。

 

 お話を通じてわかったのが、スウェーデンは林業に限らず、民主主義を重んじる国ということで、原発を例にとっても、国民投票で廃止を決め、その代替として木質バイオマス含む再生可能エネルギーの生産量の目標値を定め実行しています。また、釜石も含めて日本でも皆伐してそのままの山林が増加していますので、すでに100年前には規制する法律が定められていたというお話も印象に残りました。

 一方で、スウェーデンは高低差が少ない=林業にコストがかからない地形で、さらに、乾燥しているために植林をしなくても自然に「トウヒ」という建築用材して使える木材が成長するという点では、日本よりも林業で儲けを出しやすいというのは当然な面もあります。

 参加者からも、バイオマスについてや、スウェーデンで林業にかかわる女性について、などスクール始まって以来もっとも活発な質疑応答になりました。

 

 先進国を参考にすれば日本の林業もうまくいく、という単純な話ではありませんが、海外の事例、国内の先進的な事例を、これからもオープンセミナーでご紹介していきたいと思います。

 

ニルソンさん、内田さん、ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

(林業スクール事務局:手塚)

 

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