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釜石大槌バークレイズ林業スクール(第4回オープンセミナー)を開催しました

 今年1月からスタートした釜石大槌バークレイズ林業スクールもいよいよ佳境。(第1期は1年間です)
10月25日には第4回オープンセミナーとして、古川ちいきの総合研究所(大阪市)代表の古川大輔さんと同社の岩井有加さんをお招きし、「森ではたらく! そのマーケティング理論と実践」と題して、レクチャーとグループワークを行いました。

これまでの3回のセミナーは、釜石地域のほか盛岡などからの参加者が多かったのですが、今回は古川さんの著書「森ではたらく!」http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1339-9.htm
をご存知の方など青森県や県北地域など遠くから参加してくれた方もいらっしゃいました。

レクチャーでは、東京の郊外で育った古川さんの森との出合い、そして大学時代から現在までにかかわってきた各地の材のブランド化、地域づくりの取り組みなどについて解説していただきました。

行政から林業関係者のほか、観光や子育てといった観点から森とのかかわりを考えている方まで、いろいろな視点を持った方が参加していましたが、古川さんのお話は、「3つのC」や、「高級車や高級腕時計はなぜ売れるのか?」といったマーケティングの観点に立って、森林や林業を考える点が、新鮮だったのではないでしょうか。
また、同社社員の岩井有加さんからは、情報発信やPRの重要性について、実際にかかわった地域や製材所などの事例を紹介していただきました。


 後半はグループワークということで、参加者が4グループに分かれて、各グループの中で「森や木を活用してこんなことがしてみたい!」というアイデアを持っている方の妄想(?)をもとにみんなで意見を出し合いました。
<林業のプロとボランティアの連携の可能性><子育てに森や木を取り入れる><地域の森を活用した観光プログラム開発><地域の薪流通の仕組み構築>といったアイデアで、なかには実際に取り組みを始めているものもありました。

初対面の参加者同士も多かったのですが、森や木にかかわる人同士、色々な意見が出たようでした。

古川さん・岩井さんは
コンセプト(理念)
コンテンツ(利益)
コンダクター(人材)
そして
懇親会(笑)
という<4つの「こん」>の重要性を説いて、4時間余におよぶレクチャーとワークショップを締めくくっていただきました。
(てづか)

プロント・コーポレーションが避難路整備を行いました

 売り上げの一部を「緑の募金」に寄付しているプロント・コーポレーションさんが、釜石市根浜地区の避難路<絆の道>の整備を行いました。
プロントは首都圏などの皆さんにはおなじみですね。岩手県内でも盛岡駅にあるんですよ。

 この避難路は、国土緑化推進機構の「緑の募金」を利用し、当組合がボランティアで施工したもので、昨年、UBS、コカコーラ……といったたくさんの企業のみなさんの力を借りて、斜面を掘ったり、丸太をかついだりして、完成させました。

 完成から1年以上がたち、今回は、下草刈りのほか、手すりや車椅子も上がれるレールの部分の塗装を塗りなおしてもらいました。

自然塗料を塗っておくことで、丸太に水がしみこんでもろくなったりするのを遅らせるということです。

当組合事務所から近い根浜地区は、2019年のラグビーワールドカップのスタジアムも出来る予定で、避難路の重要性はいっそう、増してきます。当組合もひきつづき避難路のメンテナンスに協力していきたいとおもいます。
(てづか)

千代田化工グループさんと「地拵え」

 定期的に林業体験のため当組合に来てくださる千代田化工グループの皆さん。10月9、10日は「地拵え(じごしらえ)」というハードな作業に挑戦しました。

 千代田化工さんとは来春から箱崎半島の山林でいっしょに森づくりに取り組んでいただく計画です。
舞台となるのは、東日本大震災で被災し経済的な理由で再造林(再び植樹すること)ができない組合員(山林所有者)さんの山です。
被災した方への支援になるのはもちろんのこと、釜石地域の環境づくりにもつながる活動です。とくにも大槌湾からすぐの地域なので、万一、土砂災害が発生すれば漁業にも大きな影響が出てしまいます。その意味では、森だけでなく海を守っていく活動でもあります。

 これまで来ていただくたびに何度か意見交換をするなかで、来春、植樹をしていただくことになり、今回は、その準備である「地拵え」をしてもらいました。
地拵えというのは、伐採した山に残っている木や枝葉を水平に積んで片付ける作業。

国道などを走ったさいに、山の斜面に水平に木が並んでいるのを見たことがないでしょうか。これが地拵えです。

 今回の現場は傾斜がゆるいので、水平というほどではありませんが、春に植樹しやすいよう、枝や葉を列状に並べて片付けてもらいました。

 作業途中には、所有者さんも駆けつけてくれて、みんなで記念撮影。

そしてなんと、突然のことながら、所有者さんの提案で、翌朝、大槌湾クルーズに行くことに。

(定員の関係で、森組からはだれも乗っていません……)

下船後、みなさん「釜石を海から見るのは初めてです」「あらためて海と山の近さを感じました」など感激した様子でした。
山林を舞台に、首都圏の企業さんと組合員さんがつながるすてきな出会いになりました。

 船から下りてふたたびきのうの作業の続きです。

みなさん、ぎりぎりの時間まで手を休めることなく作業を進めていただきました。
おかげさまで来春には予定通り、植樹ができそうです。
(てづか)
 

本日は理事会です

 このところ、ブログでの活動報告が滞っておりますが……
本日は午後から組合員の中の理事さんたちによる理事会が開催されました。

(写真は、理事さんが持ってきてくれたりんごと、奥はおなじみ?代表理事組合長の「甲子柿」です)


 

まるごと味覚フェスティバルに出展しました

10月3、4日は「釜石まるごと味覚フェスティバル」が、釜石駅近くのシープラザ遊とその周辺で開催されました。
当組合も、木工教室とシイタケの販売を行いました。

 三陸中部森林管理署、県沿岸広域振興局農林課の方も、木工教室の「センセイ」として参加者といっしょに金づちを振るいました。


子どもから年配の方まで200人近い方が、ミニ椅子やプランター、巣箱、本棚をつくりました。
みんな、上手にできたでしょうか???
なかでもミニ椅子は大人気で、初日2日目とも、午前中でなくなってしまいました。
つくりにきてくれたみなさん、ごめんなさい。

そしてもうひとつはシイタケの販売です。
このシイタケは、組合事務所近くの津波浸水エリアに、バイオパワージャパンが建てた菌床シイタケの栽培工場で生産したものです。栽培時の熱源は、当組合から供給した木質バイオマス(枝や葉)です。
そんなご縁で、今回、当組合のブースで試食・販売を行いました。

木工教室も大盛況で人手不足……。
職員では手が回らず、代表理事組合長を筆頭に、理事がシイタケを切ったり焼いたり……。
晴天、を通り越した炎天下の下、一丸となってがんばりました。


 来月初旬には、こちらも管内の大槌町のサケまつりで木工教室を開催する予定です。

釜石中学校の職場体験を受け入れました

 大槌学園につづいて、10月1日は釜石中学校の生徒2名が職場体験に来ました。
2日間の予定、ということで、初日の1日は、森林組合の仕事や山の手入れの重要性について高橋参事と坂本グループ長からお話しました。

中学生からも「やりがいはなんですか」など色々な質問が出ました。

 お昼からは大槌町内の伐採現場へ行くことに。
その前に、当組合からも丸太を収めている上田製材所に立ち寄り、丸太が板に加工されていく様子を見せて頂きました。


 いざ、現場へ。
グループ長が高性能林業機械を使って、スギの伐倒を見せた後、中学生2人にも実際に機械を操作してみてもらいました。

林業体験の記事などにもたびたび登場しているこの機械は、木をつかんで伐って倒し、さらに2メートル、4メートルといった指定の長さに伐っていくという一連の作業をこなします。
2人にもその工程をグループ長といっしょに体験してもらいました。

 午後からは、釜石ではめずらしいヒノキを植林した山林に入り、病気にかかったヒノキを手ノコで倒してもらいました。

 じつは、釜石中の職場体験は2日間の予定。
……だったのですが、台風(低気圧?)の暴風雨の影響で、2日目は中止となってしまいました。

ちょっぴり残念ではありましたが、この週末に市内で開催した「釜石まるごと味覚フェスティバル」の釜石森組ブースに生徒さんが顔を出してくれて、うれしかったです。

釜石中学校さん、また来てくださいね。

10.24当組合若手職員と参事による「林業トーク」を開催します!

 10月24日(土)に、当組合若手のエース・久保雄太と、参事の高橋幸男が、林業の仕事について語り合うトークイベントを開催いたします。(県森林組合連合会主催/釜石地方森林組合協力)

 これから林業の仕事に就こうかなという方はもちろん、山の手入れに興味がある方、釜石の産業を知りたい方……年齢制限はありませんので、ぜひふるってご参加ください!
 会場は、5月に完成した当組合事務所ですので、「いちど中を見てみたい!」という方もぜひこの機会におはこびください。



○日時  10月24日(土)15時〜
○会場  釜石地方森林組合(釜石市片岸町1−1−1) 最近google mapで表示されるようになりました!
○参加  無料
○お問い合わせ  県森林組合連合会   TEL:019‐654‐4412  FAX: 019‐654‐4420 (木幡、小林)
○お申し込み   釜石地方森林組合 rinngyouschool@kamamorikumi.jp
 

大槌中の「職場体験」を行いました

 昨年にひきつづき、当組合管内にある大槌学園中学部の「職場体験」の受入れを行いました。
今回の講師は……、これまた昨年にひきつづき、同校に長女が通学している佐々木健介課長です。

 健介課長は教職免許を持っているだけあって、生徒たちをおもしろがらせながら、話すのが上手なのです。座学では、間伐の大切さや環境保全について説明しました。

 そして外に出てからは、恒例の?男女に分かれて丸太伐り競争。

手ノコを使って、丸太伐りに挑戦しました。

(実際の現場では、チェーンソーを使って伐っています)
3時間ほどの短い時間でしたが、地域の仕事について知ってもらえたでしょうか。

大槌中のみなさん、また来てくださいね。

吉里吉里保育園で植樹祭を行いました

 夏から関係者とともに取り組んできた「東日本大震災復興祈念・吉里吉里保育園環境緑化事業」が終了するに当たり、9月28日に同保育園で記念植樹と植樹祭を行いました。

 吉里吉里保育園は、東日本大震災の津波で被災し、夏に高台にパステルカラーのかわいらしい園舎が完成しました。
 国土緑化推進機構の「緑の募金」の助成を受けて行ってきたこの事業は、東京などでカフェバーを運営するプロント・コーポレーションの社員さんや店長さんが、7月に2回、9月に1回、そして今回、の計4回にわたって参加し、当組合で技術指導や山崩れを防ぐための水路設置などを担当してきたものです。

 今回が最後ということで、プロント関係者でオオヤマザクラを植樹、園児さんや近くの吉里吉里小学校の児童さんがツツジを植えました。


最後に、園長先生や関係者で標柱を立てて、完成です。

 園児さんから元気いっぱいの「お礼の言葉」をもらって、大人もみんながんばった甲斐がありました!

 
 サクラとつつじがきれいな花を咲かせるのがたのしみですね。

(てづか)
 

釜石大槌バークレイズ林業スクール(実践編)を実施しました

 9月27日、釜石大槌バークレイズ林業スクール実践編を行いました。
NHKの「プロフェッショナル」などでも特集され、日本林業界の革命児とも言われる湯浅勲・日吉町森林組合副理事長をお迎えしました。

 前日の26日は、当組合職員向けに、路網(森林作業道など)の開設について座学と、実際に当組合職員が開設した作業道を見ていただき、厳しい目でチェックしていただきました。


 本番の林業スクールは、受講生が、当組合の若手職員のほか林業に従事しているわけではなく自伐を視野に入れている山林所有者さんが多いため、基本的な山の見方(傾斜や山の土の質による危険性の違いなど)をメインに、座学と現場の見学を行いました。

 釜石大槌地域は、岩手県内では岩泉町と並ぶ急傾斜地ということで、作業道の谷側の処理などについて、詳しく説明していただきました。

 路網開設にあたって、まずは机上で設計しながら実際に現場を歩いて、どこに道を引くかを考えるのですが、湯浅さんは「路網開設は目的でなく手段」と何度もおっしゃり、まずはどういった山林にしていくかという目標を設定した上で、作業システムを考え、さらにそのシステムに応じて路網の規格を考えるべきだとの指摘が、受講生にとっても職員にとっても印象に残ったようでした。

 1月から始まった林業スクールも早くも終盤。今月は10月25日に一般も対象にした第4回オープンセミナーを開催します。
http://blog.kamamorikumi.jp/?eid=46
また、次年度の第2期林業スクールは、2016年4月開講の予定ですので、ご興味のある方は、こちらのブログや釜石地方森林組合のfacebookページをチェックしてくださいね。
 
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