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「プロント」の社員によるサクラの植樹を行いました

 きのう(7月14日)は全国でも有数の暑さを記録した釜石です。
今年は、猛暑、少雨になるのではないかと心配です。
少雨、というと農業への影響が気になるところですが、じつは林業でも、植樹後に雨が少ないとせっかく植えた苗が枯れてしまうという困ったことになります。

 さて、7月7日・13日は、地元のNPO法人「吉里吉里国」さん http://kirikirikoku.main.jp/ と一緒に、カフェやバーを多数運営する「プロントコーポレーション」さんの若手社員さん、加盟店舗の社員さんによる植樹活動のお手伝いをしました。
 場所は、大槌町の吉里吉里。津波で被災した「吉里吉里保育園」が移転して完成した新しい園舎近くの斜面です。
緑の募金を使った「東日本大震災復興祈念・吉里吉里保育園環境緑化事業」として、オオヤマザクラ50本、つつじ500本を斜面に植える計画で、両日の活動でプロントのみなさんにはオオヤマザクラ30本を植えていただきました。

 スギやマツの植林と違い、サクラはある程度の大きさに育ったものを植えるため、穴を掘るのも支柱を立てるのも、大仕事。両日とも晴天だったため、みなさん、汗をかきながら限られた時間のなかでがんばって活動していただきました。

13日のほうは他の参加者から「親方」と呼ばれるほどヘルメット姿がサマになっている方もいて、当組合参事が「ヘッドハンティングしようか」と身を乗り出したほどでした。

 間伐材を使った排水路の整備なども行い、秋にはつつじ500本を植える予定です。

 山での植林の時期は終わりますので、これからの時期は、
木質バイオマス集材体験
https://reserva.be/kamatora/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=40eJwzNjEwAQACAADM
がメインになります。
上記日程以外でも、10名以上の団体の受け入れを行っておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
林業体験の受け入れプログラムについては
http://kamamorikumi.jp/experience/ に記載しておりますので、ぜひご覧ください。

プロントのみなさん、ありがとうございました!

てづか
 

釜石大槌バークレイズ林業スクール オープンセミナー&実践編を行いました

 梅雨というのに雨の少ない釜石です。
さて、報告が遅くなりましたが、6月27日、28日に「釜石大槌バークレイズ林業スクール」を実施しました。
27日はオープンセミナー、28日は実践編でした。土日の連続開催は初めてということで、27日夜には、実践編受講生と当組合職員、スクールの支援元であるバークレイズの方々とで交流会も行いました。

27日のオープンセミナーのテーマは「森林、林業の情報化の可能性」。30名ほどの方が、雨の中、参加しました。
講師は、
仁多見俊夫さん=東京大学大学院農学生命科学研究科准教授
中村裕幸さん=(株)woodinfo 代表取締役
近藤良平さん=(株)ドリーム・ワークス 取締役・シニアコンサルタント
ーーの3名。
山林の管理や木材の流通といった部分に、どのようにITを入れて効率よく運営していくかといったお話をしていただきました。



 28日の実践編は「測量実習」。当初、ゆるい斜面の現場を予定していましたが、前日は豪雨、当日も小雨ということで、急遽、事務所の貯木場スペースを使うことに。講師は今回も、内田健一さんです。

 まずは、機材の使い方の勉強。
その後、3グループに分かれて、実際に「方位角」「高低角」「斜距離」を計測しました。

平らな貯木場での実習でしたが、測量は初めてという参加者も多く、なかなか大変そうでした。
いわんや、急斜面なら……。道路などで測量している現場を見たことがある人は多いと思いますが、想像していたより難しそうな作業です。

 午後からは室内に戻り、3グループそれぞれが記録したデータをもとに表を作り、結果を算出しました。
各グループが算出した面積には、やや誤差が出ましたが、とんでもなく外れた数字が出たグループはなかったので、それぞれ正しいやり方は身についた様子でした。あとは実践あるのみですね。


てづか
 

8月22日に<「木質バイオマス」集材体験&環境学習 枝葉を集めて地域のエネルギーを考えよう!>を実施します

釜石地方森林組合では
「木質バイオマス」集材体験&環境学習 枝葉を集めて地域のエネルギーを考えよう!
と題したイベントを開催いたします。

釜石市内の間伐現場から出た枝や葉は「木質バイオマス」として市内の火力発電所(新日鉄住金釜石製鉄所内)に供給し、エネルギーになります。参加者みんなでバイオマスを集め、エネルギーについて考えましょう。釜石地方森林組合の職員による釜石地方の森林や環境についてのお話もあります。

お申し込みは、下記URLから、イベントを選択し入力してください。
https://reserva.be/kamatora




日程
8/22(土)9:00〜16:00ごろ
料金(税込)
2,200円
予約締切り
プログラム3日前
対象
全対象 定員10人
集合時間
9:00
集合場所
釜石地方森林組合事務所(釜石市片岸町1−1−1)
持ち物・注意事項
軍手、弁当、長靴または登山靴

問い合わせ:事務局(釜石地方森林組合・釜援隊/手塚)
TEL 080-9639-6984 
✉ tezuka_sayaka@kamaentai.org



7月19日に「かまとら 地元のスギでつくる! 木工教室」を開催します!

釜石地方森林組合では、夏休み時期にあわせて、木工教室を開催します。

約20色の自然塗料で色を塗り、色とりどりの木工品を仕上げましょう。
「巣箱」「プランター」「ミニ椅子」「本棚」から選べます。親子でも、大人だけでも参加できます。
木工初心者やお子さんには、釜石地方森林組合職員がお手伝いしますので安心ですよ!


 
日程
7/19(日)10:00〜15:00ごろ
料金(税込)
3,240円(材料費込み)
予約締切り
プログラム3日前
対象
全対象 定員30人(10時、11時半、13時半の各回、各10名)
集合場所
釜石地方森林組合事務所(釜石市片岸町1−1−1)
持ち物・注意事項
塗料が付くため汚れてもいい服装、軍手かビニール手袋
※注意
小学3年生以下の場合は保護者同伴。
1時間半〜2時間程度で完成します。
メールでの申し込みの場合、希望時間と作りたいものを3つから選び明記してください。

予約:事務局(釜石地方森林組合・釜援隊/手塚)
   TEL 080-9639-6984  
   ✉ tezuka_sayaka@kamaentai.org
   事務所受付での申し込みも可能です

新入社員研修で木質バイオマス集材体験を実施しました

 報告が遅れましたが、
6月23日に、シスコシステムズさんの新入社員研修の一環で、当組合での木質バイオマス集材を体験していただきました。

参事・高橋による間伐の環境面での効果や震災後の組合の取り組みについての講義を聴いていただいたのち、箱崎半島の間伐現場へ。

新入社員のみなさんと同世代の若手職員がご挨拶。
最年少の黒沢がチェーンソーで伐倒した木を、ベテランの坂本グループ長が重機で決まった長さに切り、若手のエース・久保が別の重機に積み込んで移動……、という一連の流れを見ていただきました。

つづいて、特別に1人だけ坂本グループ長と一緒に重機に乗ってもらい、造材を体験。


ここから、いよいよ、木質バイオマス集材体験です。
「木質バイオマス」とは、
林野庁によると
http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/biomass/con_1.html
ようは、伐採現場の山林に残った木や枝葉です。
当組合では、これらを市内の新日鉄住金釜石さんの火力発電所に納めており、
体験に来た方々には、重機が入れない斜面の枝や葉を下ろしてもらう作業を行ってもらっています。

今回は、前日に雨が降ったため、あまり奥には入れませんでしたが、新入社員の皆さんは男性を中心に自然とリーダーシップをとって作業を進める人が出てきて、協力しながら重い枝も下ろしていました。

集めた材は2トントラックで持ち帰り計量する予定でしたが、思いのほか作業がはかどり、あっという間にトラックは満杯に。

参加者のみなさんには、間伐の必要性や林業という仕事について知っていただく機会になっていただけていればうれしいです。
シスコシステムズのみなさん、ありがとうございました。

                                       てづか

 

職員総出で塗装&スクール看板設置

 被災地に支援活動に来た企業さんのお力も借りながら進めている釜石森組本設事務所のフェンス塗装。
なにしろ貯木場(丸太置き場)を含めて1ヘクタール(野球場1個ぶん)もある敷地にぐるっとめぐらされ、当然のことながらウチとソトとあるため、なかなかゴールが見えず……。

(事務所完成前の古い写真ですが…)

 きょうは、職員一同、現場の作業が終わったあとで、みんなで塗装!


「森組あるある」で今回もまた、途中で塗料がなくなりました。。。
が、ぎりぎり、事務所入り口のあたりは完了。

最後までこだわって作業するのはベテラン職員と参事。これまた「森組あるある」?!

おかげさまで、ようやく、8分の1(かなり適当)くらいは塗れたような。
さらに入り口には当組合が取り組む「釜石大槌バークレイズ林業スクール」の看板(当然、地元産材)も設置できました。


塗装にチャレンジしたいみなさん、釜石森組でお待ちしております。

                        てづか

UBS社員ボランティア塗装作業

 6月14日、東日本大震災被災地域での活動を継続しているUBSの社員のみなさんが森組合本設事務所のフェンスの塗装と、根浜地区の避難路<絆の道>の整備にやってきました。
 またしても晴天、日差しが強い午前中でしたが、6名の社員の方が、スギ製のフェンスに自然塗料を塗る作業を行いました。
 
1ヘクタールの土地に、事務所と機械保管庫、貯木場(丸太置き場)があるのですが、まだ貯木場機能は旧事務所にあるため、がらーんとしています。
しかし、まもなく丸太も入ってくるので、なんとかその前に内側だけでも塗り終えたい!
……ということで、先日の千代田化工さんにつづいて2社目の塗装作業です。
みなさん、黙々と効率的に作業を進めてくれました。

作業のあとで、避難路整備の方たちと合流、事務所室内を見学。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

釜石大槌産スギの枡販売中&「オリジナルロゴ入り枡をつくりませんか?!」

 本設事務所の開所式と引越し、そして企業様の林業体験の受け入れ、と怒涛のような5月が去り、あっという間に6月も半ば。
きょうの釜石はすっきりと晴れ渡り、初夏のようです。

さて、釜石地方森林組合では、事務所開所に伴って、地元産スギの枡を常時販売しております。


ひとつ850円(税込み)で、うち100円は「森林整備費」として積み立てます。
この「森林整備費」は、東日本大震災で被災しローンを抱えるなどの事情で生活再建のために山林を伐採した組合員(山林所有者)さんの山での植林費用などに充てさせていただきます。

つまり、この枡の購入が、被災者の支援、そして釜石大槌の被災地域の山林の再生につながります。

わかりやすく言うと、スギの苗は1本150円ほどなので、枡3つ買っていただくと、苗2本が植林できる計算になります。
(花粉症の問題もあるので、必ずしも、スギがいいとはかぎりませんが……)
6月はきょう(11日)までに、県内外の方に10個ご購入いただいたので、これで5本植林できます。
ありがとうございます!


 この枡の特徴は、色です。

右の四角(枡の底です)が中央やや右寄りで色が変わっているのがわかりますか???
右側のピンク色っぽいところが心材(赤身とも言います)、つまり樹木の真ん中の部分です。
この心材の比率が高く色が濃いのがこのあたり(寒い地域)のスギの特徴ということで、枡も全体的に赤っぽい仕上がりです。
つまり、ちょっとめんこい枡ってこと、ですね♪

 枡の製作は大槌町の一般社団法人「和ring project」さん
http://www.ring-project.jp/
です。

 森組事務所では、写真のような「釜石地方森林組合」の焼印の入った枡を販売していますが、
企業様のロゴなどの焼印を入れた枡の製作も可能です。
(焼印作成の費用として別途、1万円前後頂戴します)
また、当組合で林業体験をしていただいた企業・団体様と当組合のロゴの両方を入れた枡などを作ることもできますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

 

ドイツの方々が視察に訪れました

5月22日、当組合がお世話になっている岩手大学の山本信次准教授引率のもと、ドイツの林業研究者やその研究室の学生ら約30人が、当組合にやってきました。

まずは参事の高橋が当組合の取り組みや課題についてレクチャー。
当然、日本語、しかも山田弁。
通訳さんもなかなか大変です(笑)


その後に、管内の山林で、昨年導入した高性能林業機械「woody」による間伐の様子を視察。
現場職員を統括している坂本グループ長(右)をご紹介。
なぜか神妙な面持ちのグループ長……。


woodyはドイツの機械ではなく、おとなりオーストリア製ですが、どちらも林業先進国ですね。


参加者からは「作業道をどこに引くかを決定するのか誰か」などさまざまな質問が出ました。

バークレイズグループの林業体験・ワークショップを実施しました

 林業スクール運営にご支援いただいているバークレイズグループの社員とご家族の計10名が5月23日、管内山林での植林体験と職員とのワークショップに参加してくださいました。

 じつは、5月に植林の体験を受け入れるのは3度目。毎回、炎天下……。
参加者も職員もこまめな水分補給が大切です。
 
参事の高橋が現場の説明や、植林作業について説明したあと、2人1組で、間隔を測りながらスギの苗を植樹していきます。

今回も炎天下でしたが、参加者のみなさんは鍬を振るって、苗木を植えました。
「ふだんからジムに通って鍛えているつもりでしたが、林業は体力がいる仕事ですね。きつい!」との声も。
とはいえ、ベテラン社員を中心に、目標としていた1人15苗をクリアした組もありました。

つづいては、新事務所でのワークショップ。
今回は、事前の相談のなかで
・山林の更新(皆伐した山林の所有者さんがその山に植樹することを躊躇しがちだという問題)
・ラグビーワールドカップ釜石開催を機に考えるスタジアム木質化や木製品開発
ーーのふたつをテーマに設定。

両グループから職員1名ずつが現状と課題をプレゼンテーションし、
その情報共有に基づいて、職員、バークレイズ社員のみなさん、釜石市役所農林課職員、「釜石大槌バークレイズ林業スクール」受講生1名、が各テーマにつき2グループに分かれてディスカッションしました。

その内容を、参加者全員で共有。

ワールドカップ関連では
・スタジアム建設の資金調達方法のひとつとして、木製品や仮設の木製ベンチ販売などを活用できないか?
・スタジアムだけでなく周辺の地域の住宅や施設の木造化など、面的な木材利用普及が大事ではないか
といった提案のほか
・そもそも釜石市内に林業や木をPRする看板が皆無
という住んでいるとなかなか気付かないポイントを指摘する意見もありました。

山林の更新の関係では
・首都圏から林業体験などに来る企業が積極的にかかわりながら森づくりができないか
・山林所有者も都会の人もいっしょに、森林の機能や必要性を学ぶ機会があったらいいのでは
といった提案がありました。


当組合では月1回、職員がパワーポイントなどを使ってプレゼンテーションを行う訓練をしていますが、林業外の方々の前で発表する機会は少ないので、プレゼンテーションをした職員はとても緊張したようでしたが、貴重な機会になりました。

バークレイズのみなさん、ありがとうございました。

                                てづか
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